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Haikuで望郷の念

4039602501春の日や庭に雀の砂あひて―キーツの俳句絵本
リチャード ルイス Richard Lewis Ezra Jack Keats
偕成社 1999-06

by G-Tools

読んだのは英語版で日本語の訳はもちろんついてなかったのですが、俳句の世界に久しぶりに触れました。学生時代以来でしょう。

俳句ってすごい。
自然と四季の移り変わりに鋭敏な目をを向ける俳句。
たった3行のシンプルな詩の中に宇宙とそれに含まれている自分を感じます。一滴の雨露へ焦点をあてていたズームがそばにいるバッタへ移り、それを見ている自分、自分を含んでいる宇宙へと広がっていくような感じ。
そして移り行く四季の微妙な感覚を歌うのは日本の心ならではでしょう。
英語で読んだにもかかわらず、郷愁の念が湧いてきたのは不思議な感じがしました。言葉って本当にすごい力を持っていますね。

私が気に入ったのは

How lovely,
Through the torn paper window
The milky way.

Issa


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春の日や

世界最短であろう詩の形式、俳句。五・七・五の十七音には古くから四季の美しさや自分の心のうちを表現されてきました。移ろい行く人生の一こまが切り取られ、今でも俳句は多く

コメントの投稿

非公開コメント

俳句~

こんにちは。
わわっ。俳句の英語版もあるんですね。
そっか。考えてみればそうですよね。笑

五七五の音が俳句の特徴ですけれど
英訳すると、なんだか詩のような雰囲気になるんですね。
うーん。興味深いです。笑

TBしました(*´∇`*)

素敵な絵本でした。(しつこい日本語訳はいりませんでしたが・・・)
Keatsの想像力と色彩に圧倒されました。
ぱぴこさんのおっしゃる通り、俳句は英文になった途端、詩に変身しますね。17語に宇宙的広さを感じます。私が好きな俳句は
A giant firefly that way,this way,this
and it passes by.
でした。6月に見た近所の竹林がクリスマスツリーのように、それでいてほんわりと蛍で光る景色を思い出しました。
ここは蛍がバンバン飛ぶ素敵な田舎なんです(笑)

読みたいな

suiさん、こんにちは。
読みたいです、この本。日本語訳はついていないんですか。私は日本語の俳句をあまり知らないので、訳付きがいいんですが。
自分でもたまに一句詠んでいます。冠詞、複数などむずかしいことを考えなくてもいいと習ったので、英語の方が簡単な気がします。英語で一句できたら、日本語をひねりだしているんです。

ぱぴこさんへ

私も英訳された俳句は初めて読みました。
雰囲気は違っても、私にとっては読んで沸き起こるイメージは一緒なので驚きました。
破れた障子から覗く天の川。そこには畳の上で布団を敷いて横たわっている自分が想像できるし。
また読み直したくなってきました。
この本はイラストも素敵なんですよ。

雫さん

私はオリジナルの俳句が読みたいなと思いました。
蛍の歌もいいですねー。でも私は日本の蛍を見たことがないので、想像するのみです。
雫さんてば、素敵なところにお住まいですね!
私には日本の情景が浮かびますが、日本のわび、さびを知らない人にはどんな風景が浮かぶんでしょう。
キーツさんのイラストにそれがうかがえるような気がしました。
(キーツさんは日本通だったようですけれどね)旦那に読んだけど、反応いまいちだったなあ。いちいち解説してちゃ意味ないでしょ。
トラックバックありがとうございました。

susieさん

日本語版にはもとの俳句と英訳を訳したものがついているみたいですね。

えー、俳句を詠まれるのですか。かっこいい!うつりゆく自然、日常の細かなことに目をやる俳句をやると感性が磨かれそう。
英語で俳句かー。おもしろいかもしれないですね。やってみようかな。
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