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Sarah, Plain and Tall

0064402053Sarah, Plain and Tall (Sarah, Plain and Tall Saga (Paperback))
Patricia MacLachlan
Trophy Pr 1987-09

by G-Tools

以前とまと☆ままさんにお薦めしていただいていた作品ですがようやく読みました。
Skylarkと2冊続けて読んで最後のページでふーっとため息。最後のシーンがじんわり心に染み入りました。
0064406229Skylark (Sarah, Plain and Tall Saga (Paperback))
Patricia MacLachlan
Trophy Pr 1997-01

by G-Tools

2人目の男の子Caleb出産時にお母さんは死んでしまいます。だからCalebはお母さんの記憶が全くありません。ある日Papaが新聞広告を出して、はるかメイン州から大草原へSarahがやってくるのです。子供たちの母親として、Papaの奥さん候補として。
幼いCalebはただ無邪気に母親像をSarahに求めていて、Sarahが自分たちのところへとどまってくれることを一心に望みます。物語は思慮深いお姉ちゃんAnnaの視点で描かれますが、観察眼の優れた少女によって二人の幼子を抱えたお父さんの心情、故郷を離れ新たな家族の一員として葛藤しながら自分の居場所を見つけていく一人の女性の姿に思いを馳せることができます。

わたくしごとですが、自分もいつの間にか自国を離れ遠い国で暮らすことになったわけで、完全に気持ちがSarahにフォーカスしてしまいました。どうやって新しい土地に自分の居場所を見つけていくのかに非常に興味を持って見守っていました。
弱音を吐いてしまうところなんか痛いほど分かるし、だからこそSkylarkのラストシーンにはほっと安堵したのかもしれません。

SarahとAnnaたち家族は最初は手紙を交わしてお互いのことを知り合います。Sarahがのちに言うセリフの中でこんなのがありました。Papaは言葉豊かではないかもしれないけれど、選ぶ言葉に人となりが表れる。文面の向こう側に風景が見える。
Sarahの言葉を通して語られたそれは作者の文章そのものだと思いました。
素敵でした。子供の本だけにしておくのはもったいないですね。
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いいですよね~

suiさん、こんばんは。
トラックバックありがとうございました。

> 子供の本だけにしておくのはもったいないですね。

ほんと、そう思います!!
というかもう、子どもの本だなんて意識、すっかりなくなってしまっていました。いや~、なにせ最初のAnnaとCalebの会話のシーンで涙ボロボロだった私ですから^^;

suiさんの感想を拝見して、当たり前のことなんですけど、同じ本を読んでも感じることは人それぞれなんだなぁ~と思いました(それこそが、優れた本の証拠かもしれませんね)。というのも、私はすっかりこの姉弟に感情移入して読んでいたので。実は私、3作目のCaleb's Storyが一番お気に入りなんですよ(一番泣いたのもこの3作目です^^;)。また是非読んでみてくださいね。

返事が遅くなってすみません。
とまと☆ままさん、そうですね。人によって感じ方が違ったりあーだ、こーだと感想を話し合えるのがいい作品の証拠なんでしょうね。
とまと☆ままさんはお子さんがいらっしゃるから違うところに視点がいくのだと思います。
でも私も子供たちが静かに泣いているところなんかはぐっときました。弟君の無邪気さにも泣かされますが、お姉ちゃんとして頑張っているけどやっぱり子供なんだって思えるシーンとか。
いろんな視点で多角的に読めるのが大人になって子供の本を読む時のおいしいところでしょうね。
続きも待機してます。早く読みたいです!
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