スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

eat pray love

0143113992Eat, Pray, Love: One Woman's Search for Everything Across Italy, India and Indonesia (international export edition)
Elizabeth Gilbert
Penguin (Non-Classics) 2007-11-15

by G-Tools

30代前半にして作家としてキャリアも確立し、夫と家族を気づいていくはずだったElizabeth。この旅行記の作者で主人公。
でも自分の中での違和感を隠すことができなくなってきて。本当に子供が欲しいの?この人とと?
行き着いた結論は「離婚」でも夫は了解してくれず、泥沼の離婚争議で身も心もクタクタになる。
で、心に平穏を求めた彼女は旅に出ることに。今まできちんと一人で自分に向き合った時間てなかったから。

イタリア語の持つ美しい響きにとことん惹かれていたし、思い切って現地で学ぶのもいいとイタリアへ。そこでは美味しいものを通して純粋に人生を楽しむってことを学び、インドでは瞑想や修行を通して徹底的に自己と自分を含む宇宙と向き合い、穏やかな心でバリに辿りついたところで思いもかけぬロマンスが待っていた。

作者はアッパーミドルクラスのアメリカ人女性です。文中で作者自身がいちいち教えてくれるけど、白人でブロンド。経済力あり、高等教育を受け、この広い世界では豊かな先進国の、ある意味特権階級に生まれ育った恵まれた女性です。そんな彼女が1年間の物見遊山(失礼?)に出かけるのに、出版社のスポンサーまでついての一般人にはありえない恵まれた設定での旅行という事実はとりあえず受け入れて一歩ひいて読む必要があるかな。でないと、私が私が、って自己陶酔で一人騒いでる女に嫌悪感を抱く可能性があります(笑)それを除けばユーモア溢れる文章で楽しめる自己探索旅行記です。

個人的には作者が徹底的におこなう瞑想やインドでの色んな体験に興味しんしんでした。
でも別に彼女のようにエキゾチックな海外旅行へ出かける必要はないのです。自分のなかで心の平静を見つけ出すには自分で探して見つけ出すしかないのだから。
当たり前だけど、彼女と同じナポリのピッツェリアでピザを食べても、バリの占い師に会いにいっても意味がないのです。でも何かのインタビューで作者が言ってたけど、同じことしたけど、で次は何したらいい?って聞いてくる人がいるらしい…。


本を読み終わって翌日に映画を観に行きました。
これは失敗。前から思ってたけど、原書を先に読んだら、本の内容を適当に忘れた頃に映画を見るのがいいのかもしれない。
原作から変えられた筋は気になるし、作者がどのように心の葛藤を変遷を経てバリまでたどり着いたのか、これっぽっちも取り込まれてない。もう少しナレーションとか差し込んで説明したほうがよかったんじゃないのかな~?
それこそ、上に書いたように裕福な白人女性の恵まれた旅行記、終しまい、って感じになりすぎかも。
映画を先に見て、もし興味を持ったら、あとで原書を読み直したほうが楽しめると思います。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

私も原作を読みながら、なんだか作者の「自己陶酔」ぶりが鼻について、あまり楽しめなかったなぁ・・・。なので感想、激しく同感です!!映画は観ていませんが、なぜジュリアロバーツ??もっと無名の女優にすれば親近感沸くのに!と思ったけれど、どうでしたか?しかしこの作者、筆致に優れていて、物語に引き込まれたのも事実。くやしいけれど~!(笑)

Re: No title

ごんたさん、おひさしぶり~です!
そうなんです!そうなんです!本人が無自覚な傲慢さだけに余計いらつくんだけど、でも文章がなかなか上手くて思わず笑っちゃったりとかして結局読んでしまい、私もその点くやしい~!(笑)
よかった、同感してくれてすごい嬉しい。日本ではこういうの人気ありそうだし控えめに書いたけど、本当はもっと辛口の感想でした。
ジュリアロバーツは魅力的だったけど、映画はそれだけって感じでしたね。深みがなかった。
見た後なんだかすっきりしない映画でしたね~。本読んでない人はなおさら「で?」ってなると思います。
プロフィール

Hazel

  • Author:Hazel
  • カナダ発 気ままな読書日記です。
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
リンク
月別アーカイブ
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。