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The Boleyn Inheritance

1439124671The Boleyn Inheritance
Pocket 2008-12-30

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ヘンリー8世の4番目の妻、アン・オブ・クレーブスはいわば政略結婚で
ドイツの公国からお嫁にやってきます。
お見合い用の肖像画をいたく気に入っていたヘンリーですが、実物を見て
あまりの違いに激怒、いいがかりをつけて数ヶ月で離婚に至ってしまいます。
これは有名な話。でもよ~く考えると、当時のヘンリーは50歳間近のおじさんでしょ。ハンサムでスポーツマンだった若かりし頃の面影はなく、ぶくぶく太って、痛む古傷からは腐臭がし、なんとも気難しいおやじなわけです。

一方アンは25歳そこそこの若い女性、それに下のホルバインの絵を見ても、別段ヘンリー8世の他の妻たちと比べてブサイクにも見えないし。可愛く描かれすぎたのかもしれないけど、そんなにひどかったのかな?
なんだか変な気はしてましたが、その辺りをこのフィクションでは新しい視点に焦点を当てていて、納得行くような
形に持っていってくれてて面白かったです。


25歳のアンのあと、16歳!のキャサリン・ハワードへ夢中になり嫁にしてしまうあたりも納得いくというか…。

キャサリン・ハワードは2番目の妻で斬首形になったアン・ブーリンのいとこです。そして3人目の主人公は、ジェーン・ブーリン。アン・ブーリンの兄弟の奥さんだったのですが、この人の証言(それも近親相姦だったという衝撃的で決定的な証言で!)でアン・ブーリンたちを死刑に追いやった重要人物です。
その彼女が登場人物の一員というのも何とも面白くて仕方なかったです。
3人の独白形式で展開してゆくこの小説、心情はすべてフィクションには違いないけど、結末はとっくに知っているけれど、引き込まれて読みました。

歴史フィクションは時代や登場人物に馴染みがでるほど面白みが増しますね。
この辺の人物はドラマや、他の小説でも知っているので今回は本当に読むのがラクで存分に楽しみました。


チューダーもの、お次はヘンリー8世の一番最初の妻、キャサリン・オブ・アラゴンを主人公にしたものかな~。
0743272498The Constant Princess (Boleyn)
Touchstone 2006-08-28

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でも、フィクションより、実際のところどうだったのか、史実も知りたくなってきたので、こちらかな。
以前図書館で借りたのですが、最初のほうだけ読んで時間切れで返却しました。でも面白かったので。
0802136834The Six Wives of Henry VIII
Grove Press 1991-01-10

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