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Criss Cross

0060092726Criss Cross (Newbery Medal Book)
Lynne Rae Perkins
Greenwillow 2005-09

by G-Tools

最近は続けてニューベリー賞受賞作品を読んでいたので、調子づいて2006年のメダル受賞作品もさっそく読んでみることにしました。
"The Giver" "Bridge to Trabithia" "Because of Winn-Dixie"どの作品もそれぞれ深いテーマを扱っていて、静かな感動を呼ぶ作品ばかりでしたから、そりゃもう期待大にして。

正直、150ページくらいまで読んでよっぽど読むの止めようかと思いました...。14歳の主人公たちが入れ替わり、立ち代りして、話が断片的で「どーして?どーしてニューベリー賞なの?」というのが思いがぬぐえず。

でもある日、電車の中で堂々と読める表紙の本が手元になかったため(こっちでは誰も本にカバーかけていないもので、あまりにも児童書!って感じのものはさすがにちょっと気恥ずかしいのです...)、仕方なくその日は持っていって読み出しました。するとそれまで断片的だったお話がしだいにこよりを作るようにまとまってきて、あとは最後まで一気に読んでしまいました。

子供ともいえないし、大人にはほど遠い、精神的にも肉体的にも宙ぶらりんに感じる14歳の少年、少女たちが主人公です。
舞台は1969年、アメリカの小さな町ですが、時代や舞台設定を越えて、自分のちょうど中学3年生くらいに抱えていたであろう思いがそこにあって、なんとなく甘酸っぱいような思い。

まるでテレビドラマのワンシーンのように情景が目に焼きつきようなシーンがたくさん詰まっています。それはなんだか自分の遠い記憶のようにキラリと光るのですねえ。
こういう人間の本質的な部分に触れるのが文学だとすると、うーん、やっぱりニューべりー賞なのかな~。最初はてこずりましたが、読後はとても爽やかな印象が残りました。

★読みやすさレベル...推定では7くらいかな
★総語数48175語(Amazon.comより)

ちなみにニューベリー賞についてはこちらから。ここで過去の受賞作品などチェックしています。
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ニューベリー賞受賞作品

なるほど~。米アマゾンの★の数が少ないので、どうしたのだろうと思っていました。ポストモダンというか、構成が凝っていて、詩やHaikuが混ざってるので読みにくいのですね(たぶん)。その分、文学的な評価は高くて、審査員の好みなのかしら。
日本ではハードカバーはまだ高いので、ペーパーバックになってから読もうと思っています(^^;

★Julieさん

そうなんです。かなり凝ったつくりになってました。ページを半分に分けて、2人の行動、心情が同時進行で記されていたり。
でもそういうのが、最後にパーっと繋がってくるのがなんかビジュアルに迫ってくるのです。

でも半分以上読まないとその面白さが味わえないので、途中で止める人が多いだろうなと思います。
アマゾンの評価も読みました。賛否両論って感じでしたよね。

でも何かと、賞を取った作品て気になるものですよね。
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  • カナダ発 気ままな読書日記です。
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