おいしい本
Spices Of Life: Simple And Delicious Recipes For Great Health Nina Simonds Alfred a Knopf 2005-02 by G-Tools |
クッキングブックは結構持っているけど、一度買ってしまうと本屋で眺めていたときのような情熱が失せていくつかレシピを試したらそれっきりになっていたりする。もちろん、おいしいもレシピは何度も繰り返し作っているけれど。
どうも目新しいものに弱いらしい。
著書は長年アメリカで料理を教えるかたわらアジアを旅し、中国、ヨーロッパに暮らし、食に関して幅広い経験を持つ。よってレシピもアジア風のもの地中海風のものとさまざまな影響を感じます。
でも前編を通して彼女が伝えたいテーマはひとつ。いかにヘルシーでおいしい食生活を保つか。
レシピのページのわきにはかならず、使われた食材のについての栄養豆知識がのっています。そして著名な栄養学のエキスパートたちのお話もところどころにはさまっています。テーマの冒頭にまとめられた文章を読み彼女の食生活に対する姿勢にまったく同感の私はまだレシピをひとつも試してないのにすっかり彼女のファンになってしまいました。
まさに私が理想とする暮らしを実現しているわけで私もこういう風に暮らしたい!とイメージしてはなぜかワクワクしてしまいます。レシピが魅力的なのはもちろん、私は料理研究家の食に対する姿勢に一番興味をもっているのかもしれない。レシピよりもエッセイ的にくっついている部分をいつも楽しんでしまう。
各ステップごとに手順が記されたレシピは英語のレシピにしてはめずらしくこまかく丁寧。ちょっと日本のレシピに通じる親切さを感じます。これは彼女が料理を教えていたからでしょうね。
図書館で借りてきて夢中で読んでました。新しいレシピ好きの私が衝動買いしないためにも図書館利用はかなりいいかもしれない。
スポンサーサイト