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映画:Crash(DVD)

Crash (Widescreen Edition)
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舞台はさまざまな人種の混ざり合う街L.A.。
アフリカン・アメリカン、ヒスパニック、アジア系、中東系とさまざまな人種の主人公たちがストーリーの中でぶつかり合います。
人種差別、偏見といった多くの人が普段は意識下に抑えている感情が一番嫌な形で表面化しているものを次々と見せ付けられます。ストーリーがどこに向かっているのか予想もつかぬまま、渦の中へ巻き込まれたままラストまでひっぱられます。

テーマは確かに人種差別を取り扱ったものかもしれない。でも映画を観ている間、これはそれだけをとりあげたものじゃないという気がしてしょうがなかった。
人々が抱えているフラストレーションに胸が苦しくなる。
でもそのフラストレーションはアメリカ社会にはびこるものじゃないのかしら。
世界一豊かな国かもしれない。でも社会経済学的にはその富が平等に分配されていない、その疲弊が人種を絡めた偏見や嫉妬や憎しみに置き換えられている。
そんな気がしてしょうがなかった。
私自身カナダのマルチカルチャーな街の一住民だけど、たとえ映画の中だけにせよ、こことはかなり違うピリピリとした空気を感じます。それはきっとアメリカ社会に根付くもので、ただ人間の心にはびこる偏見、といった言葉だけでは片付かないもっと社会的で深いものがあると感じました。

監督さんはカナダ、オンタリオ州出身なのですね。一番近い隣国人だからこその鋭い視点なのかも。

この映画、強くお勧めします。
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