スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Vanity Fair

B000AAECT0悪女 [DVD]
ジュリアン・フェローズ
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005-10-28

by G-Tools

邦題「悪女」??これはいただけませんね~。原作、日本ではサッカレーの「虚栄の市」です。

図書館に本をピックアップしに行ったとき、たまたま目についたこのDVD、そういえば前から気になっていたので借りてきましたが、舞台が19世紀とは知らなかった。

19世紀前半、Jane Eyreと似た時代で女主人公はJaneと似たような境遇(両親をなくし、最初は家庭教師として身をたてていく)ですが
前者が地味だけど現実味のある誠実派なら、こちらは思いっきり派手でドラマチック!
Jane Eyreの後だから余計にあの時代にこんなぶっとんだ女性はいないでしょう~と思ってしまいます。美人で機智に富み、情熱的、ちょっと子悪魔的なところもある主人公ベッキー、男性をひきつけてやみませんが、これってやっぱ男性作家が書く女性ヒロインだからかな。
階級を超えての恋愛とか女性の立身出世みたいなことって、ビクトリア時代はほとんど不可能だったでしょうし、他にもこの時代の階級社会ぶりをコミカルに皮肉って書いたのが原作らしいです。

Reese Witherspoonってあんまり好きじゃなかったのですが、この映画ではハマリ役って感じでした。
前に観た他の映画のせいか、アメリカ南部の娘!てイメージが強かったのですが、イギリスアクセントも上手、歌も上手で見直してしまいました。そういえばWalk the Lineもまだ観ていなかった。

912ページの原作!今はちょっと結構です・・・
0141439831Vanity Fair (Penguin Classics)
John Carey
Penguin Classics 2003-04-29

by G-Tools


スポンサーサイト

Jane Eyre の感想すこしだけ

0141441143Jane Eyre (Penguin Classics)
Stevie Davies Stevie Davies
Penguin Classics 2006-08-15

by G-Tools


Jane Eyreは読み終わってからもまだ後を引いており、なんだか心がまだその世界に留まっているみたいで色々考えてしまいます。読み終わったばかりなのに、また読み直すのが待ち遠しい。

あらすじは抜きで思ったことを少しだけ。

好きな場面はたくさんありますが、胸に焼き付いているシーンの一つはMr Rochesterが、後々Janeに出会ったころのことを回想するところ。27章です。本作品は全てJane側の視点で語られるので、Jane主体の出来事は事実としてすでに読者は知っていますが、それをMr Rochesterの口から聞くときの新鮮さ!
最初の出会いの頃のシーンがよみがえり、Rochester側の心情とオーバーラップし、
どんなにJaneを愛しているかを切々と語るのですが、状況的にそれがまた痛くて悲しい。

Janeのあくまで、対等な心の友を生涯の夫にするという断固たる思いは私も絶対賛同。
それに関してはJaneの気持ちがよく分かるし私も配偶者にはJaneと同じものを求めると思う。
しっかりとした自分を持ち自立した女性になっていくJaneだから現代でも共感され、理解され、憧れ、読みつがれるのでしょうね。
最後まで自分の気持ち、自分の幸せを考え続けて、ちゃんとそれがかなうのですもの。

ビクトリア朝の女性たちは、結婚して経済的に安泰な人生を送り、愛情云々はさておき、貞淑な妻を演じるのが何とも美徳とされていたでしょうし、夫と同等の魂あーだこーだ言うだけで、当時の読者にはとんでもなくセンセーショナルだったに違いないでしょうね。
それも20歳そこそこの小娘が40近い男性を外見の魅力でなく、そこらのレディーには見つからなかった内面の美しさと芯の強さで虜にしちゃうんですから・・


私が利用した映像はこちら、Master Piece Theatreのドラマです。このシリーズ、気になる古典作品がたくさんドラマ化されています。
Mr Rochesterすっごくよかった。細切れに見てしまったので、今度最初から通してもう一回見る予定。
B000LPQ6DEMasterpiece Theatre: Jane Eyre (2pc) [DVD] [Import]
Mike Eley Diederick Santer Helga Dowie
Wgbh Boston 2007-02-20

by G-Tools


今回、映像から言葉なしに理解できたことを一つ。
それはMr Rochersterが招いたお客をもてなす、Drawing Roomの様子。ここで客人がくつろいで、それぞれのグループでゲームに講じたり、会話を楽しんだりするお部屋です。
ここにJaneも毎晩来るように命じられ、お金持ちのゲストに混じって家庭教師のJaneは決まり悪い思いをしたりします。
この場の人々のスペースの取り方、会話の取り交わされ方が人目で理解できた。
小さなことですが、原書からだけでは想像はしても決して正しくは理解できないことがこういうことかなと思ったりします。むろん、映画やドラマだって時代背景を考慮してあくまでこんな感じだったという再現ではあるにしても。


他に子供向けの本を借りてきて読んでいます。Bronte姉妹のこともとっても気になる。
Jane Eyreを読みながら作者のことが気になって仕方なかった。
0670874868Charlotte Bronte and Jane Eyre
Stewart Ross
Viking Juvenile 1997-10-01

by G-Tools

そういうわけで、しばらくブロンテワールドから抜け出せそうにありません。

Wuthering Heights にとりつかれる

0141439556Wuthering Heights (Penguin Classics)
Pauline Nestor Pauline Nestor Lucasta Miller
Penguin Classics 2002-12-31

by G-Tools

Jane Eyreを読み終わって、感想もまだまとめてないのに、そのままWuthering Heightsに直行してしまいました。4章をあっという間に終えました。
全体で337ページとJane Eyre(521ページあった)より短いので怖気づかずに読めそうです。

それにしてもヨークシャー地方のムーアの荒野の風景に取り付かれてしまった。逃げ出せない。
これ読んだら、次は絶対、お気楽で幸せ読書を約束してくれるJane Austinに切り替えようと本気で考えつつ、でもBrote姉妹の世界にどっぷりハマってます。

図書館で注文していた朗読CDは間に合わないのでとりあえずLibriVoxでダウンロードしましたが、これがすごく良い!
こちら
朗読者のRuth Goldingさん、ちょっと大御所女優のJudi Denchさまみたいです。威厳ある朗読!
プロなみです。録音状態もとってもいい。
オカルトチックなところは、音響効果もばっちりで「ゾ~~」としてしまいました。

昨年こちらのDVDを見ています。オカルト、ロマンス、恨み・・・ドロドロして暗くてなかなか良かったです。でも絶対原書で読みたいと思った。
映画のおかげであらすじと人間関係が頭に入っているので助けになってます。
B000FJGUS2嵐が丘 [DVD]
ジュリエット・ビノシュ, レイフ・ファインズ, ジャネット・マクティア, ピーター・コズミンスキー
パラマウント ジャパン 2006-05-01

by G-Tools


2週間後に仕事関係で受験して、必ず合格しないといけない試験があります。
難しくない(らしい)けど、テキストを読んで準備しないといけない。
で今日は仕事中のすき間時間にせっせと勉強しました。
家かえって本読むぞ~と意気込んでそれは集中して。この調子だと家に持ち帰らなくても済みそうです。こういう集中力を産む出す本の力、恐るべし。

ひとりよがりの英米古典読書プロジェクト(仮名)進行中

2009 spring 020


というわけで自分で勝手に楽しんでますが、興味あれば
「参加自由、登録、申告不要」です。次はWuthering Heights!
Jane Eyreの感想はまた後日ぼちぼち書きます。

(雫さん、ゴメン!雫さん主催の会の名前はお任せです!Penguin Classics Book Club?私はそちらも会員一号ですから!)

プロジェクトの趣旨は、英米間でいわゆる古典作品として長く愛されている作品を原書で読む。
自分で長く憧れていた本や気になっていた本に手を出すのがポイントです。イギリスにこだわるつもりはないので念のため英米にしました。

これまでの経験からして、オーディオを存分に活用するのがかなり有効。古典作品の英語は時代がかった古風な英語であったり、文学作品だけに難解であるので。まずはオーディオブックの朗読にあわせて聴き読みすると、分からないところにつまづかずにスムーズに物語の世界に入り込める場合が多いみたいです。
続きが気になって仕方がなくなれば、あとは原書だけで突っ走ったり、朗読だけ聞いたりそれは自由。効果的な読み方を探っていくのもプロジェクトの一部。

映画やドラマ化されたものを事前に見る、または原書を読みながら見るのも大いに奨励。
特に時代ものは服装、住居、景色、文化的な色々なことを言葉なしに理解できることも多いので軽視できません。

これに関しては、以前読んだ鈴木孝夫の「日本語と外国語」にあった文章に影響されています。
「外国語の本を読んで、その意味が正しく分かるためには、そこに書かれていないこと、その本が成立する文化的な前提を知らなければ駄目だ。本に書いてあることは、そこに書いてないこととの対比で、初めて意味をなすのだ。」もう少し詳しくはこちらに→こちら


映像化されたものは時間の制約があるので話がある程度はしょってあったり大胆に演出してあるのは、仕方がないとあきらめる。その分原書で細かな部分を拾ってじっくり味わえるのを逆に割り切って楽しむ。

原書だけと向き合っていてはダメだという思いがいつもあるから、積極的に音と映像を取り入れてます。もちろん、原書を読んで映像を見ることで英語耳もいっそう鍛えられるのを期待する下心も隠せません。これは自分で感じてますが、双方向に効果があります。
他にも作品を読むのに参考になるものは何でも活用します。学生用のあんちょこブックや伝記なんかも「書いてないこと」を理解する助けになると思う。

将来、シェークスピアも含めて、英語古典の劇を生で楽しめるようになるのが大目標。ええ、野心だけは満々です、いつも。

一度ですべて理解なんてしようとも出来るとも思ってません。これはお勉強ではなく、あくまで趣味なので最初は正しく読めていないかもしれない、浅い理解かもしれないけれどそれは時間をかけ、参考書や映像なんかも活用して何層にも理解が増していくのを楽しむ。
過程を丸ごと楽しむのが大きなポイントです。

読み方は全く自由。作品は自分で勝手に選んで自分のブログでそれぞれ勝手に読んでる過程で思うこと、意見をのべる、コメントしあう。他の人がどんな風にワクワクして読んでいるかを共有できるだけでも価値があると思います。
特に一緒に同じ作品を読む必要はないけれど、他に読んでいる人がいると思うとなんだか読書会みたいで楽しい!


最後に。こりゃ無理だと思ったらいさぎよくあきらめる。子供用に簡単に書き直されたものから始めたり、和訳を読んだりして下準備を積んで、原書は憧れ本として本棚で温めておく。これも立派なプロジェクトの一環です。
私の場合、最近読んだ "Pride and Prejudice" "Jane Eyre"がその代表です。
いつか読める日は必ず来る!と自分で自分に太鼓版押して今後もプロジェクトを楽しみます!

二人で作ろう!秘密計画の成果

「夫を料理活動に巻き込む秘密計画」をたてたのは2006年の4月、あれからはや、丸3年年の月日がたちました。
成果はめきめきと上がり、うちの旦那君、最近いっそう熱をあげて、自分からクックブックを出してきては何食べるか積極的に考えてくれるようになりました。ホントに泣けるくらい嬉しい。
秘密計画決意時のエントリー→こちら
何事も目標というのは立てるべきもんですね。しっかりとしたビジョンがあれば達成できる!なーんて大きなこと言ったりして。

ほとんど旦那主導で作った土曜日の朝のブランチメニューはこちら。
赤ピーマンーとゴートチーズのチアバッタサンドイッチです。
赤と黄色のピーマンは昨晩、オーブンでローストしてオリーブオイルとバルサミコ酢のマリネ液に漬けて下準備。

トロトロ感の赤ピーマンに微妙なバルサミコ酢とケイパーの酸味、ゴートチーズの塩味が利いて、おいし~い!!

2009 spring 013 2009 spring 014
レシピはこちらの方。ふくよかで優しい笑顔のIna Gartenさん。
そんなに凝ったレシピではなく、家庭で何度も繰り返しリクエストされて作るようなレシピが満載。
1400054346Barefoot Contessa at Home: Everyday Recipes You'll Make Over and Over Again
Ina Garten
Clarkson Potter 2006-10-24

by G-Tools


不況の波はジリジリとうちの家庭にも押し寄せ、去年くらいからうちの家計はかなり引き締めてます。
特別な日でない限り、外食は一切なし。ランチも当然持参だし。
そのかわり、自宅での食事を充実させることにしています。
でも逆にこういうご時世だからこそ、発見できることもありますよね。
3食を美味しく食べる。シンプルで小さなことだけど、実は大きな幸せと満足をもたらしてくれる事に多くの人が気づくといいなと思います。

Penguin Deluxe Hardback Classics

2009 spring 008
ただいま私が読んでいるこのJane Eyre、素敵なカバーがお気に入り。次はどのタイトルを買おうかと思案中。でも同じ系列の書店を最近3ヶ所見ましたが、一店舗にしか置いてなかったのです。どういうこと!?
書店のオンラインサイトで見ると結構売り切れている。どうしよう、早く次のお目当てを買わなくちゃかも?

色々検索してたら、ある個人のサイトでとっても素敵な写真つきで紹介してありました。
美しい本の様子が伺えます。ぜひごらんください!きっと欲しくなるはず・・。
こちら

コメントがたくさんついてますが、各人の大げさな感動ぶりに結構笑えるんで。(あ、笑っちゃいけませんね、でもイングリッシュスピーカーはどうしてこう大げさなんだろうっていっつも思うんで・・・so insainely beautifull!! って。ププ)
うん、でも同意。それに「素敵~!素敵~!」と思っていたのは私だけではなかったらしいと知り安心しました。
棚に並べてにんまりしたくなる本たちです。

Jamie's Food Revolution

1401323596Jamie's Food Revolution: Rediscover How to Cook Simple, Delicious, Affordable Meals
Jamie Oliver
Hyperion 2009-10-13

by G-Tools

何故か北米ではカナダで先に出版され、アメリカでは未出版らしいジェイミー君の最新本です。
イギリスの学校給食に革命を起こしたジェイミー君、次なる野望は世界中の人々に自分で作る本物の料理を再発見してもらうこと!”Pass it on”なる運動を起こすことを宣言してます。まず自分で料理を一つ覚えてはそれを誰かに教えてあげようという草の根運動であります。

ヒントは第二次世界大戦中にあった”Ministry Of Food"(食料庁でしょうか)から。配給のとぼしい食材からなんとか人々に栄養のある料理を少しでも美味しく食べてもらおうと政府は国民に料理の仕方を教えていったのです。イギリスのみならずアメリカでもそうだった模様。


それが今となっては・・・アメリカ国民の75%は自宅で食事を取ってはいるけれど、その半数はファーストフード、テイクアウト、デリバリーに消費されている。
自分で自分の食事をこしらえることができない人々が溢れ、カロリーの高い加工食品の食事では肥満率は拡大するばかり。
こんな現状を危惧するジェイミー君がよっし、政府がやらないなら市民レベルで始めよう!と張り切っているわけです。

で、うちの旦那は乗せられやすいというか、基本の料理がいっぱいのっている内容にすっかりやる気をだし、買おう買おうとうるさく。すでに本棚が料理本でいっぱいの私は渋ってましたが、結局購入。

で、この週末に二人で子羊のロースト、私がインド系カレー、旦那がラザニア作りました。
手前味噌の写真ですが、うちの旦那(昔のエントリーを知っている人はご存知と思いますが、料理なんて全然ダメだったうちの旦那が!!!一人で一から作ったラザニアです!!
2009 spring 009

人々に手作りのご飯の美味しさを伝えたいジェイミー君の野望には大賛同。
ただちょっと心配なのは、彼のレシピは美味しいんだけど決してシンプルではないんだよね・・・。今回の本ではいつもは語る調の長い文章を適当に切って、まあまあ読みやすい工夫はしてありますが。
ま、ラザニアとかローストはもともと週末に時間をかけて作るレシピとしても、レシピ自体が結構長いし、初心者には 2 lugs of Olive oil と言われてもピンとこない。(私もこないけど)
それが心配。ジェイミー君のサイト(こちら)では本の中のいくつかのレシピが映像つきで見れます。
Foodチャンネルで6月から番組も始まるので初心者はそれを見ながら料理の手順やコツを理解するしかないでしょうね。
あと、食材は絶対ハーブを使うし、美味しいレシピは必ずしも材料費が安くないということもあります。
これは、イギリスの学校給食革命でも大きな問題になってたはずです。

おこづかいは削っても食費は削れない私たち夫婦には理解できても、はたしてどのくらいの人々に
伝わってくれるんだろうな~。
おいしいものを作る、食べる、共に楽しむそんなシンプルな幸せを多くの人に知って欲しいんだけど。
そう言ってる私が”Pass it on"していけばいいんだよね。
とりあえずの身近な対象者は、料理が大ッ嫌いな旦那の家族だろうか・・・。

Jane Eyre 始めました

159600939XJane Eyre (The Classic Collection)
Susan Ericksen
Brilliance Audio on CD Unabridged 2005-05-25

by G-Tools


B000LPQ6DEMasterpiece Theatre: Jane Eyre (2pc) [DVD] [Import]
Mike Eley Diederick Santer Helga Dowie
Wgbh Boston 2007-02-20

by G-Tools


ジェーン・エアは最初からオーディオブックを聞きながら原書を読んでいます。
何故だかこのほうが世界にどっぷり浸れる。
音声でぐいぐい引っ張っていてくれるのも助かる。
原書、オーディオブック、映像の3方式を今回も続行しようと思って手に入れたのは上のオーディオブックと下のDVD。オーディオブックの朗読、良いのですが何故か時にRが妙に巻き舌なのが??イギリス英語っぽいのですが、ひょっとしてバックグラウンドが東ヨーロッパ系の人なのかしら??と思ってしまうような気になる朗読。
(→と思って旦那に聞いてもらいました・・・古きよきイギリス英語をわざとらしく思いっきり強調してる感じ。昔のイギリス英語がアメリカに渡ってきて、独自に発展してしまったみたいなアクセント・・・?ふむふむ。)
映像のほうはまだ最初のほうしか見てません。幼いジェーンを演じているのは映画ナルニアでルーシーを演じていた子役の子です。

原書だけでは挫折しそうなところをオーディオブックでドンドン進められる。これだと今まで躊躇していた古典作品にもチャレンジできそうな予感です。次は何読もうかってもうワクワクしてしょうがないのです。

家にこれ以上モノを増やしたくない私はもともと図書館のヘビーユーザーですが、今回こういう一人英語古典作品読書プロジェクトを始めて、この有難さをしみじみ感じてます。
家から車で10~15分圏内に図書館4軒。よく使うのはわりと大きな規模の図書館2つと仕事の帰り道にいつも本をピックアップするためにだけ利用しているこじんまりとした図書館1つ。99もあるらしいこの図書館の多さはこの街の知られざる優れた魅力かもしれない・・ほとんどは、オンラインで取り寄せてピックアップのみに立ち寄ることが多いですが、いざ読みたい本、聞きたいオーディオブック、見たいDVDを無料で借りれるというのは本当に有難いの一言。
と言えど、なんらかの収入のある住民すべてに義務のある確定申告をするたび気づくけど、か~なりの税金持っていかれていますから!この税金の高さ、日本の比じゃないと思う。
無料のヘルスケア、無料の図書館サービスは決して無料ではないのです・・ちゃんと誰かがどこかでお金払っているわけで・・・というわけで、堂々と利用させてもらうことにしてます。

Pride and Prejudice

0141439513Pride and Prejudice (Penguin Classics)
Vivien Jones Tony Tanner
Penguin Classics 2002-12-31

by G-Tools

年頃の娘を5人も持つ母親のベネット夫人の関心ごとといったら、娘たちを良い家庭へと嫁がせること。
跡取り息子がいないから父親亡き後は財産はすべて親戚の甥っ子へいってしまうものだから、なんとか娘たちに良いお婿さんを見つけなくてはならなくて。
そんな状況下、待ってましたとばかりにお金持ちの独身男性ビングリーが近所へ引っ越してきて・・・
ストーリーは上から2番目のエリザベス・ベネットと、ビングリーの友人ミスター・ダーシーを中心に進みます。この二人、第一印象は最悪だったのですが、最初にミスター・ダーシーがエリザベスに惹かれ始め、事態が変わってゆきます。
紆余曲折を経て、二人の心情、特にエリザベスの心情が変わっていくたびに、いったいこの二人は結ばれるのかしらとドキドキして最期まで釘付けになってしまいました。

オーディオブックの朗読と、BBC放映のドラマと同時進行していましたが、結局最後は原書が一人勝ちで他のオーディオが追いつかないまま最終のページを終えました。
映画やなんやらでストーリーも結末も、すでによく知っているのですが、今回初めての原書読みを今までで一番楽しんだかも。

馴染みがあるのも手伝って、英語は前回のMansfield Parkほど苦労しませんでした。
最初の方だけ辞書をひいたけど後はそれも面倒になって結局知らない単語は飛ばし読みしてしまいました。慣れたっていうのもあるかもしれない。

今回原書を楽しめた一番の理由は、真面目くさったオースティンの口調で表現されるからこそ可笑しい、滑稽な人々、気まずい状況なんかに思わず「ププ」と笑えることがたくさんあったことかな。
考えて見るとこれはきっと映像の助けが大きいと思います。演技や表情を見ているから笑いどころがどこか分かった場面も多々あります。こう思うとやっぱり映像の力は偉大。真面目に辞書ひいてコツコツ読んでるだけでは決して分からないことを一瞬で理解させてくれたりする。
今後もこの方式で古典作品にチャレンジしていこうかな・・

登場人物の中には呆れてしまうような困ったちゃんや憎たらしいキャラもいっぱいですが、それもまたそれぞれがいい味出してよいのです。
個人的には、言いたいことをスカッと言えてしまうエリザベスに拍手。私には絶対できない業。しっかり自分を持っていて、頭が良くて・・自分の信念があって自信があるからこそ、思い違いをしてしまったりするけど、ちゃんと自分の気持ちに向き合って真実の愛を見つけていくのです・・・時代を超えて愛されるキャラクターというのが分かる気がする。

思ってた通り、読めてよかった!また読みたい!本の一冊になりました。
何度も投げ出して今まで大事に温めておいた本だけに感慨深いです。
プロフィール

Hazel

  • Author:Hazel
  • カナダ発 気ままな読書日記です。
最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
最近のトラックバック
リンク
月別アーカイブ
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。