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The Virgin Blue

0452284449The Virgin Blue
Tracy Chevalier
Plume 2003-06-24

by G-Tools

夫の仕事の関係で、カリフォルニアからフランスへ移り住むことになったアメリカ人女性Ella。
フランスの小さな田舎町に住んでみたいという願いをかなえ、住まいを定めるも、言葉の壁、外国人としての疎外感を感じる毎日を過ごす。
ふとしたことから、もとはフランス系だという家族の経歴に興味を持ち、系図を辿り始めます。そして、スイスに住むという、会ったこともない従兄弟に連絡を取ってみることに。調査を進めるにつれ、16世紀ごろにフランスでも広まった、宗教改革の動きを受けて、カトリック側の迫害を避けるために大量にスイスへ移民した人々の末裔であるらしいことが分かります。
こうして現代に住む女性と数百年前に生きたある一人の女性の人生が、思わぬことから繋がるのです...。

カルバン、ユグノー派、バーソロミューの大虐殺...。もやもやした霧の彼方に消え去っていた、しかし聞き覚えのある単語が次々と。
高校時代は世界史を選択していましたが、受験のため頭に無理やり詰め込んだこれらの言葉もいつかは役に立つときが来るのですねえ(笑)

この宗教改革の時代はヨーロッパ全域で魔女狩りが行われていた時代でもあります。このあたりの背景をおさらいしないと最初はちょっと分かりづらかったです。

これでTracy Chevalierが出版した作品、4作全て読んだことになります。彼女のデビュー作にあたるこの作品ですが、最初からこんなに完成度の高い作品を書いていたのですね。
歴史小説であり、ロマンス、ミステリーとオカルトチックな要素も含んでいて、なかなか読み応えがありました。

すでに新作は書き上げていて2007年3月に出版予定だそう!イギリスの詩人William Blakeを題材にした小説だそう。楽しみです。
Tracy Chevalierのサイトはこちら

★読みやすさレベル...8くらい?/総語数85082語(Amazon.comより)
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Falling Angels

0452283205Falling Angels
Tracy Chevalier
Plume 2002-09-24

by G-Tools

ロンドン1901年。ヴィクトリア女王崩御に際し、一族の墓地に集う家族たち。たまたま墓所が隣あわせだったことから二つの家族が出会います。
新しい世紀、新しい時代の空気が漂う中、二つの家族が交差します。

同じ頃、ロンドンでは婦人参政権を求む運動が盛んになります。しかし当時一般的には、女性は家庭で貞淑で良き妻、良き母を演じることを求められていました。
がんじがらめの社会規範から逃れようとする、一女性を中心に物語は進みます。語り手が次から次へと登場人物すべてが担う方式は、同じくTracy Chevalierの"The Ladies and The Unicorn"と同じです。
これだと不思議なことに、物語全体がとても立体的に深みを迫って伝わってきます。
★総語数77135語(Amazon.comより)
レベルって私あんまり分からないのですが7くらい??


全体的に暗いイメージなので、個人的には"The Ladies and The Unicorn"のほうが好みですが、Tracy Chevalierの小説って読んだ後、なぜか情景が遠い記憶のように頭に残りますね。その感覚が好きです。
0452285453The Lady And The Unicorn
Tracy Chevalier
Plume 2005-01-30

by G-Tools


Everyday Italian

1400052580Everyday Italian: 125 Simple And Delicious Recipes
Mario Batali Giada De Laurentiis Victoria Pearson
Clarkson Potter 2005-02-22

by G-Tools

こちらは夏真っ盛りです。このところ屋外で過ごすことが断然多く、ゆっくり本を読んでいる時間が極端に減ってしまいました。

しかし、そんな暑さにも負けず、食欲は衰えない!毎日何かしらクッキングブックを読みこんでは、あれこれ食事プランを考えるのです。
色んな本読んでますが、告白します。私は料理のレシピを読むのが一番楽しい!

この方初めてお見かけしたのはフード・ネットワークの料理番組です。イタリア系アメリカ人のこの彼女、スリムな体、女優並みのルックスってことで結構セレブ的存在なのではないかしら。
この方とあともう一人、アメリカの女性シェフでクッキング界のオードリー・ヘップバーンと呼ばれている人がいるのですが、以前のTIME誌でも「食べ物に囲まれて仕事をして誘惑が多いのに、あんなにスリムなそのワケは??」みたいな記事がありました。
答えは「おいしいものを少しだけ頂く」でした。

もともとはケータリングをしていたようで、番組ではハイソなパーティーを演出していたりで「ありゃー住む世界が違うわー」と思っていたのですが、レシピはとっても親しみやすいものでした。

この本はごくごく基本のイタリアンをシンプルに楽しめるレシピがいっぱいです。イタリア料理は大好きですが、考えてみると、イタリア人の書いたイタリア料理の本って英語のレシピでは一冊も持ってないことに気づきました。基本のソースなどもこのレシピで試してみようと思います。

本日はファーマーズ・マーケットで根っこに泥つきのバジルの葉をどっさり手に入れたので、バジルソースをたっぷり作りました。
おいしい~。
ああ、それから今はマーケットで手に入れるローカル産のトマトにはまっています。味が濃くておいしい~。

The Complete Tales of Beatrix Potter

0723247609The Complete Tales Of Beatrix Potter (BEATRIX POTTER)
Beatrix Potter
Frederick Warne & Co 2002-09-16

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ふう、読み終わりました。
図書館の期限が迫っていて最後は無理やり読み通した感もありますが、大満足。
この本は"The Tale of Peter Rabbit"の出版100周年を記念して2002年に作られたBeatrix Potterの作品完全版です。出版順にお話が並べてあり、冒頭にはお話が出来た過程、出版の経緯などが簡単に紹介してあります。この作品の裏話がなかなか面白かった。以前に読んでいたお話も成り立ちの経緯を知ると、さらに親しみを感じて読めました。
そしてバラバラで読んでいた時には分からなかった、キャラクターの繋がりや時の経過が分かりました。

この大型絵本一ページにはイラストとそれにあわせた文章が3つほどずつ収まっています。美しく繊細なイラストを楽しみながら、ゆっくりしたペースで読むには軽くて気軽に持ち運べる小型のオリジナル版がいいのでしょうが、何と言っても一気にシリーズを読み通せてこの値段というのは魅力ですよね。

何度でも読み直したいし、いつか絶対手に入れたい本の一つです。
でも希望としては小型絵本を揃えたいかなーやっぱり。

★読みやすさレベル2.5-5.0/総語数41210語(シリーズ23冊分のみ)

Number The Stars

0440227534Number the Stars
Lois Lowry
Laurel Leaf 1998-03

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ナチス占領下のデンマークが舞台。主人公アンマリーの仲良し、エレン一家はユダヤ人でした。時代の影に忍び寄るユダヤ人狩りの手がとうとう彼らのもとにも伸びてきます。友人たちを救うため、人々は勇気をふるいます。
あとがきで、このストーリーはフィクションだけれど、現実に起こったできごとや実在の若者をもとにしていることを作者は明らかにしています。10歳の少女の目線で、勇気と愛国心のあり方を見つめることができる一冊です。
Lois Lowryの本は"Giver"その他すでに5冊読みましたが、どの本も子供向けだけれど、大人にも読み応えある内容ですね。他の作品も読んでみる予定です。

★読みやすさレベル4.5-5.5/総語数26108語

The Secret Garden

006440188XThe Secret Garden
Frances Hodgson Burnett Tasha Tudor
Trophy Pr 1987-02

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両親を亡くしたメアリーは、イギリス・ヨークシャー地方に住む伯父のもとへ預けられることに。遊び友達もいないメアリーは、庭を歩き回っているうち偶然に、塀に囲まれた庭を発見します。そこは10年間、誰も踏みいったことのない閉じられた世界でした。

両親の愛情を知らずに、お嬢様として甘やかされて育ったメアリーは草花を育てることを通して初めて、自分以外のものに愛情をかけることを学んでゆきます。そして身近な人々との交流から色んなことを学び、大きく成長していきます。

"Little Princess"でもそうでしたが、この作者は人の気持ちの持ち次第で世界はどんどん変わってゆく、というのを大きなテーマにしていたのかなと感じました。父親の死にともない家庭が貧しくなり、アメリカへ移民し、結婚してから小説を書き始めたという作者の経歴を考えると、本人もそういう信念を強く持っていたのかもしれませんね。
英語は古風ですし、その点では先日読んだ"In Her Shoes"のほうが、私にとってはよっぽど読みやすかったです。それでも英語であることには変わりないし、児童書として現在でも人気の作品なのですから、子供でも物語の魅力で読み進めていけるってことですよね。

★読みやすさレベル7/総語数81000語(SSSのサイトより)
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  • Author:Hazel
  • カナダ発 気ままな読書日記です。
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