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The Daughter of Time

The Daughter Of Time
The Daughter Of TimeJosephine Tey

Penguin Books Ltd 1969
Sales Rank : 857614


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シェークスピアのリチャード3世を見る予定を立てて以来、せっせと予習に励んでいる私ですが、関連本でまず読了したのはこちら。
なんと1951年に書かれた小説ですが、古さはちっとも感じませんでした。歴史ミステリーで、ダビンチコードなんかの先がけって感じではないですか。
でもアクション、スリルは抜きで、謎解きは全て病室の中です。でも歴史好きにはたまらない内容かも。

怪我で入院中のロンドン警視庁の刑事Glantは、病室で暇を持て余していた。彼は人相を読む達人で、するどい観察眼を捜査に生かすので有名。そんな彼のもとへ女友達が暇つぶしにと持ってきた歴史上の人物画の中からリチャード3世に何故か惹きつけられる。
リチャード3世と言えば、シェークスピア劇でも極悪非道の王と描かれてます。兄の死後、自分が後を継ぎたいがために、殺人をもいとわない悪いやつ。自分の甥っ子まで死に追いやってしまったという噂。これは"The Princess in the tower" の主題で絵画もたくさん描かれているし、歴然の事実として扱われている英国史スキャンダル。

でも、リチャード3世の肖像画を眺めてGlantは不思議な違和感を覚えます。
果たして本当にそんな悪人だったのか?(上の小説の表紙の男性がリチャード3世です。そう言われれば、やさ男って感じでしょ。そんな悪人に見えないような気もする)

犯罪捜査のごとく、当時の資料を集めて、論理的に真実を探ろうとします。
この過程がとても面白かったです。特に「歴史は勝者が、後に作り上げる」ということを改めて感じ入る説得力。
そういえば、シェークスピアがリチャード3世を書いたのも、次のチューダー時代ですものね...と一人ほくそえんでしまうのです。

リチャード3世といえば、プランタジネット朝最後の王です。この時代のイギリスはばら戦争で2つの家族が権力争いを続けていて、前から興味あったけど、ちょっと複雑で近寄りがたかった分野。
今回、シェークスピア劇の下調べで多大な登場人物に馴染みが出てきていたので、おかげでこの小説読むのもそんなに苦労しませんでした。
この時代、取り掛かるのにはちょっとした準備体操が必要だったようです。
なんとか突破口ができたのでしばらくは、ばら戦争時代楽しめそうです。わくわく。

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Mr Fitzwilliam Darcy

140222947XMr. Fitzwilliam Darcy (Pride & Prejudice Continues)
Sourcebooks, Inc 2010-05-25

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Pride and Prejudice 34章で、Mr Darcyは出し抜けにElizabethに求婚をしますが、
"....you were the last man in the world whom I could ever be prevailed on to marry."
「これこれしかじか・・・どんなことがあってもあなたと結婚なんてまっぴらごめん」状態ですげなく断わられるのですが・・・

このバージョンでは、Elizabethがお断りのセリフを発するまもなく、Mr DarcyがElizabethの唇をうばってしまうという展開。
運悪くキスシーンを目撃され、家族の面目を保つため、いやいや結婚に承諾するも
二人の間は誤解だらけ、コミュニケーションは最悪でのスタートで。

このElizabethは「耐える女」ちっくで私はどうも好きになれませんでした。オリジナルの言いたいことをすっきり言えてしまう主人公とは違ってなんかジメジメした女で。
で、途中でよっぽど読むのやめようと思ったのですが、半分以上読んだのを投げるのもな~ともったいない精神で読んでしまいました。
Mr DarcyとElizabethのベッドシーンとかもサービスたっぷりに(笑)ページ数割いてありますが、あんまり読みたくなかったかも~。

うーん、これは失敗。

でも次はレビュー高そうなのがひかえてます。(まだ懲りない)
B000GCFXHCAn Assembly Such as This: A Novel of Fitzwilliam Darcy, Gentleman
Pamela Aidan
Touchstone 2006-05-30

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ひとまずP&Pワールドは休憩してこちらを読み始めました。Gril with a peal earringの作者の一番最近の作品です。
0007311222Remarkable Creatures
Tracy Chevalier
Harper Collins Omes 2010-04-01

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Mr Darcy's Diary (Pride and Prejudice 派生本)

B001SE75F0Mr. Darcy-s Diary
Sourcebooks Landmark 2007-03-01

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Pride & Prejudice 派生本。この手の作品に手を出すのは昨年読んだDarcys storyに引き続き2回目です。
この作品はMr Darcyの日記形式になってます。原作ではMr Darcyの突然のプロポーズや、その後の変貌振りがどうも理解しがたい部分ですが、そういう心のうちを覗けて結構満足の一冊。前回読んだのよりよかった。
読書中、私の頭の中ではイメージは完全にColin Firthで、
思わずBBCのドラマも最初から全部見直してしまいました。
さらに映画版も見直して。映画版は脇役とかいい味だしてますが、私は主役の二人がどうも好きじゃないな~。
映像はとても美しいですが、やっぱBBCドラマ版、最高です。ロマンスもの苦手なほうですが、今回は彼の日記(フィクションだってのに)を読みながらのせいか、なんだかColin Firth演じるMrDarcyのことばっかり気になっちゃって妙にドキドキしてしまいました~。


そんなわけで一人Pride & Prejudiceワールドにはまっております。
お次はこちら。

140222947XMr. Fitzwilliam Darcy (Pride & Prejudice Continues)
Sourcebooks, Inc 2010-05-25

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最初のプロポーズでElizabethが断れず、そのまま結婚しちゃったら、のストーリー。
読み始めましたがこれがなかなか面白そう。

Emma

B002XTBE6KEmma (2009)
Adam Suschitzky
BBC Warner 2010-02-09

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Masterpieceシリーズで観た中では、Jane Eyreなどがお気に入りですが、これも観たかった作品。
昨日の夜からテレビで放映が始まったので、さっそく張り切って見ました。
他の作品はDVDを借りてみてましたが、今回はテレビで見ることができてすごい嬉しい!

サイトはこちらアメリカ在住だとオンラインで見ることができます。カナダはもちろんダメ、残念!

Emmaは映画バージョンでグワネス・パウトロが演じてるやつを見たことがあります。私は個人的に彼女が好きじゃないこともあって、絶対本のほうが良い!結論を出してましたが、このドラマバージョンはかなりいいです。

主人公のエマを演じるのは、映画Atonementで妹役を演じていて印象的だった女優さんです。このEmmaでは笑顔とか表情とか可愛くって、苦労しらずで、自分がいつも正しいと思ってるお嬢さんの役柄ぴったり。
ナイトリー氏はなんか見覚えあると思ったら、旦那がよく観ていたEli Stoneに出てた男優さんだった。イギリス紳士の格好がはまりすぎ。お父さんはハリーポッターのDumbledore先生。

前に読んだ翻訳ものを思わず読み出してしまいました。
次回放送までには読み終わらないだろうけど、なんか楽しい~。
ドラマ全部見たら原作にも進もうかな。
4480421386エマ (下) (ちくま文庫)
中野 康司
筑摩書房 2005-10-05

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ひっそりハリポタ2 と またしてもPride and Prejudice!

0747538484Harry Potter and the Chamber of Secrets (UK) (Paper) (2)
Bloomsbury Publishing PLC 1999-05-28

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今回も映画を先に見てしまってから原書にかかりました。
映像の方が良かった点…House elfeのDobbieがよく出来ていた。
Flying carとWhomping willowのシーン、Quidditchの試合。
最後のとあるモンスターはDobbieの出来に比べると貧素で安っぽくてちょっとがっかりって感じでしょうか。

映画は2時間ちょっとにまとめるわけですから、エッセンスを詰め込んだだけと理解したほうがいいですね。映像は読む時の助けにはなりますが、やっぱり小説の世界の方がうんと面白い!
今回も最初読んだときの数倍楽しませてもらいました。

B000GDIB5Wハリー・ポッターと秘密の部屋 [UMD]
クリス・コロンバス
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-07-21

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で、昨晩からさっそく3巻目に取り掛かりましたが、今日図書館で待ってた本が届いてしまいました。
ちょっと、これ買いたいかも・・・

0307278107The Annotated Pride and Prejudice
David M. Shapard
Anchor 2007-03-13

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Pride and Prejudiceの注釈バージョンです。ただし、ネタバレしたりするようですので、一度原作で楽しんで2度目以降の方が落ち着いて楽しめて良いと思います。

原文左側、右側にこれでもかって注釈がついてます。
第一章だけ読んでみましたがこれかなり参考になる。
馴染みの単語でも現代の感覚とはかなり違うニュアンスで使用されていたりするし、こういうの説明なしでは絶対理解不可能だと思う。

ちなみに表紙のイラストにまで注釈ついてます。
ジェーン・オースティンの姉カサンドラが姪っ子のファニーを描いたものです。
当時の女性はこうやって絵画を描くのが教養の一つだったようです。Pride and Prejudiceのベネット家の娘たちは絵が描けないってことでダメ出しされてましたっけ。
イラストのファニーが着ているドレスは当時の典型的なファッションでした。ウェスト部分が高くて明るい色の生地で。そうそう映画でもこんなの着てたよね・・と理解していけるわけです。

ずーんと分厚い739ページ。ハリポタ3巻と同時進行できるだろうか・・。
仕事は今週も相変わらず長く、苦しく、現実逃避、ストレス解消のため、さらに読書に没頭できるかもです。いいんだか、悪いんだか・・。

A Room with a View by E.M.Forster

0141183292A Room with a View (Penguin Twentieth-Century Classics)
Malcolm Bradbury Malcolm Bradbury
Penguin Classics 2000-04-03

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LibriVoxで朗読をダウンロードして聴いていましたが、半ばからやっぱり文字を見て自分のペースで読みたくなり図書館で借りてきて読みました。

トスカーナの風景とプッチーニーの音楽で美しい映画の映像が強烈に頭に焼き付いているせいか、比較的ラクに読めました。
Sparknotesも参考にしました。

中上流階級のルーシーが旅先のイタリアで少し下の階級の男性に出会い、知らず知らずに惹かれてしまう。イギリスに帰国して、身分も地位も申し分ない紳士と婚約しますが、心は穏やかでないルーシーで・・・。
イタリアに付き添いで来ていたルーシーの従妹が、真面目一本やりで融通利かない未婚の女性という役柄ですが、最後まで結構重要な鍵を握っています。その微妙なところが原作で分かってよかったかも。
他のキャラクターたちの発言とか行動もイギリス階級社会をどこか皮肉っていたりしているのかなと何となく思いました。
つつましい女性像が良しとされたビクトリア時代から、新しい世紀の自立した自由な女性像の予感がほのめかされている作品だと思います。

作者のE.M.Forsterは他に映画でもハワーズ・エンドを見ています。これも読んでみたいかも。他に死後出版されたモーリスも昔映画で見ましたが、あれは男同士の愛の物語だったけか、そういえば。
Forsterはそっち系の方だったようですね。。

また素敵な本見つけた

A Room with a View (Penguin Classics Bill Amberg)
A Room with a View (Penguin Classics Bill Amberg)E M Forster

Penguin Classics 2008-11-06
売り上げランキング :


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今日本屋さんでA Room with a Viewの原書を探していたら、こんなの見つけました。
Penguin Classics とBill Ambergという革製品ブランドのコラボレーションで全6作品が販売されているようです。お値段は高!!ですが(カナダドルでは$99でした)、欲しかった~。私はこういうのプレゼントでもらいたい。
本が大好きな人には心憎い贈り物かもしれません。特にこの作品が好きならばなおさら。
長く愛され、何度も読み直したい作品だからこその革装丁なのでしょう、他のタイトルも気になるな~。

The Great Gatsby by F.Scott Fitzgerald
Breakfast at Tiffany's by Truman Capote
The Big Sleep by Raymond Chandler
Brideshead Reviseted by Evelyn Waugh
The Picture of Dorian Gray by Oscar Wilde

眺めのいい部屋と ひとりごと

B000657NBI眺めのいい部屋 完全版 スペシャル・エディション [DVD]
イスマイル・マーチャント
ビデオメーカー 2004-11-25

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週末にたまたま気が向いてDVDを見てしまって、やっぱり好きだな~この映画。で一念発起。よーし原作にチャレンジしよう!
原書は手元にないので、LibriVoxでダウンロードして聞いています。SparkNotesにももちろんあるし。
なんて便利な世の中でしょう。

最初に映画を見たのは高校時代。「眺めのいい部屋」っていう邦題はなぜか素敵な響きであり、どんだけ理解できていたか知りませんがイタリアの風景に見せられたのは事実。今思えば、こういう抑圧された時代に心を解き放つ女性像っていうのがどうも好きなんだな~。
数年前は英語学習者用の本を読んでました。昔の記事

この映画を通して、何故だか不思議な感覚。
フィレンツェの美しい景色を見て絶対行きたいと思った→結局20代の間に何度か行くことに。日本語字幕を読むのがすべてだった洋画を英語で見る日が来るとは思いもしなかったけれど、そりゃ憧れていた→いつの間にか英語字幕なしで普通に見ているし、原書で読める!(聞いてるけど。でも英語で読めるなんて思いもしなかった)。気づけば時間をかけていつの間にか起こったこと。
きっと人にとってはたいしたことじゃないんだろうけど、私には不思議なつながり。潜在意識に焼きついた思いが無意識に自分の行動に働きかけるというのを妙に信じたくなるな~。憧れって大事かも。

あと、The Secret GardenもLibriVoxで聞いています。こちらは以前原書を読んだので思い出しながら音の世界で楽しんでいます。ヨークシャー方言は本場ものではないですが、まあいっか。このKaraさんの朗読でいいんですがバックグラウンドで鳥がピーチク、パーチク、さえずっているのが気になってしょうがない。お庭で鳴いてるんでしょうか・・・

もともとは英文を目で見て読むほうが好きですが、今回は両方とも原書が手元にないので、聞いています。もちろんテキストはオンラインでも読めますが(LibriVoxからリンクがあります)朗読の世界もなかなか良いものです。


で、Sense and Sensibilityが一番おざなりになっています。
でも気の向くまま楽しむことにします!心が読みたいものを読みましょうということで。

Wuthering Heights 読んだけど・・・(消化不良気味?)

0141439556Wuthering Heights (Penguin Classics)
Pauline Nestor Pauline Nestor Lucasta Miller
Penguin Classics 2002-12-31

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時間がたてば上手く感想がまとまるかと思いきや、かえって読んだ記憶が薄まるばかりなので思ったことを少しだけ。
最後まで読みきってまず印象に残ったのが小説のよく出来た構成。
ヒースクリフが持ち主となっている屋敷を借りたロックウッド氏が、Wuthering Heightsに足止めされやむなく一夜を過ごす晩、不可解な現象が起こります。
そこからWuthering Heights, ヒースクリフに興味を持ち、以前そこで働いていたという使用人のネリーに頼み過去を語ってもらうという設定。
ですからメインの主人公キャサリンもヒースクリフもあくまでネリーの、時にはネガティブな意見も混じっているかもしれない見地からの物語りになるわけで。
現代から過去へのフラッシュバック、現代に引き戻され、そしてうまく時代が流れまた現代へとつながります。登場人物のつながりが近くてややこしくて、途中何度も家計図を見直しました。

前半はとにかく、キャサリンとヒースクリフの性格に少々うんざり気味。お互いを深く愛しているのは分かるけど、なんとかならんのかこの人たち、と。(ごめんなさい、でも本当にそう思った)
キャサリンは社会規範におされ裕福な相手と結婚、きっと当時の状況を考えれば仕方なかったのでしょうし、それは同情できる。そしてヒースクリフは深く傷つきます。その気持ちも察することができる。

しかしこの日は僕と過ごした日で、この日はヤツと過ごした日でとカレンダーに記録され見せるのはちょっと恐かった。かなり執着心の強い、妬み深~い性格。
おまけにキャサリンの旦那と次の世代まで復讐しようなんて信じられないコイツ!と旦那に話してたら
「分かるよ、分かる (I totally understand him)」 と言うではありませんか!はあぁ???

旦那によると、虐げられ、ひどい目にあってそりゃ復讐心を持つのは当たり前だ、という話からそれが西洋文化の感覚だとまで言われ心底驚きました。本当に~??あなただけじゃないの~??他の誰かにも聞きたい。
そういえば、過去にも「カルメン」やら「蝶々夫人」のオペラを見るたび、まったく感想が違った私たち。旦那はキャラクターに完全に同情しきってるのに、私は「バッカじゃないの~」と・・・。それで「全く分かってない・・ハア(ため息)」っていっつも言われていたし・・。
もしかして、日本人には理解できないものがあるのでしょうか。それとも私がどっか感情欠落してるのかな~。なんだかその会話以来、悶々としています。
これでは英語以前の問題です。前提の文化が違っては登場人物のことを理解できないではありませんか・・困った。

とにかく、途中までは壮絶な二人の愛情・愛憎劇で希望も何もない気がしてくるのですが、次の世代が出てきて最終的に過去が清算されるというか、明るい兆しをもって幕を閉じてくれるで結局のところ読後感はよかったです。
この理解できなさ、不可解さが良いのでしょうか。分からないものを分かろうとしてまた読んじゃうのかな。遠い昔に翻訳読んだときも、同じような感想だったかな。なんだかよく分からないけどすごいものを読んだ、みたいな。

30歳と言う若さでこの世を去ったEmily Bronte
出版当時は作品の評価は全くよくなく、批評家たちに注目されたのは20世紀に入ってからのようです。

う~ん、でもやっぱお姉さんのCharlotteのJane Eyreの方が好きです・・・。

Sense and Sensibility ここまでの読み方

Sense and Sensibility (Penguin Classics)
Sense and Sensibility (Penguin Classics)Ros Ballaster

Penguin Classics 2003-04-29
売り上げランキング : 1484


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この作品に関しては翻訳も読んだし、映画も観ているので比較的とっつきやすいこともあり最初から一人で静かに読んでいます。ただいま11章目。嬉しいことにJane Austenは3冊目なのでかなり慣れてきてるような気がします。

ところで、最近ウェブ上で参考にしているアンチョコものが SparkNotes 
図書館で注文しているやつはなかなか届かないのでサーチしたらたあっさり見つかったのですが、ウェブ上にこんなに情報公開してあるのに驚き。
先に原書で読んだところをここでサマリー読んであらすじをちゃんと掴めているか確認できるし、読み方のポイントもなんとなくつかめます。Wuthering Heightsも少し読みましたが、社会的背景とかなるほど~と思うことが学べます。
こういうのって学生が本を読まずしてあらすじ読んで感想文書いちゃうための(って言ったら失礼だけど、どうやらうちの旦那君にとってはそうだったらしいんで・・笑)学生のお供って感じですし、お勉強ぽいけどそれなりに役立ってます。


朗読はLibriVoxからElizabeth Klettさんのソロを。
Dillさんが大絶賛していたJane Eyreの朗読者です。彼女のインタビューが他のブロガーのサイトにありました。こちら。なんともタイムリーだな・・

今回は一回読んだ部分を耳だけで聞くのを楽しんでいます。
聴き読みもいいんだけど、どっちつかずになることも多いですから。
英文とだけ向き合う、耳だけで集中してきくのもまたいいものです。英文を読んで、さらに同じところを聴きなおすことで理解が深まっているような気がします。それも比較的記憶が新しいうちに聴きなおすほうが得るものが多いような気がします。LibriVoxは章ごとに分かれているので本当に使いやすいですね。
うん、今回はこの方法でいけそうです!

Darcy's Story (Pride and Prejudice 派生本)

0061148709Darcy's Story
Janet Aylmer
Harper Paperbacks 2006-08-01

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最近長編でぎっしり字がつまった本ばかり読んでいたせいか、行間の大きい268ページは興味もあったせいかあっというまに読んでしまいました。
Mr DarcyがElizabethに出会う少し以前のある出来事からストーリーが始まり、すべて小説に忠実に物事が進みます。原作はElizabeth側の視点ですが、この作品では裏舞台というかMr Darcy側で何が起きていたのか、特に後半での変貌ぶりがいかに起こったのか、よくつじつまが合うようにできてました。セリフも原作とオーバーラップしていたりで、原作の雰囲気をこわさないように細心の注意が払ってある感じ。
もっとドキドキ~するかと思いましたが、ほとんど違和感なく、想像の範囲内のMr Darcyの心情の動きだけに、逆になんだか物足りないような気もしたかな~。

次読むならこれかな(と、全然懲りていない)
さすが長年親しまれた名作だけに、派生本は山とあるようです・・・

An Assembly Such as This: A Novel of Fitzwilliam Darcy, Gentleman (Fitzwilliam Darcy Gentleman)
An Assembly Such as This: A Novel of Fitzwilliam Darcy, Gentleman (Fitzwilliam Darcy Gentleman)Pamela Aidan

Touchstone 2006-05-30
Sales Rank : 14990

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These Three Remain: A Novel of Fitzwilliam Darcy, Gentleman Duty and Desire: A Novel of Fitzwilliam Darcy, Gentleman (Fitzwilliam Darcy Gentleman) Mr. Darcy Presents His Bride: A Sequel to Jane Austen's Pride and Prejudice Mr. Darcy's Diary: A Novel Mr. Darcy Takes a Wife: Pride and Prejudice Continues


最近本屋でよく見かけてたのがなんとゾンビバージョン。話の筋は全くそのまま、でもゾンビの世界らしいです!
1594743347Pride and Prejudice and Zombies: The Classic Regency Romance - Now with Ultraviolent Zombie Mayhem!
Jane Austen
Quirk Books 2009-04-04

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お次は・・・

Wuthering Heightsは後半順調に読み進み終了。読後感は「満足!」です。感想が頭の中で落ち着くまでまだ時間がかかりそうなので次の予定を・・・

0061148709Darcy's Story
Janet Aylmer
Harper Paperbacks 2006-08-01

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Jane AustenPride and Prejudiceの関連本としては、やけにアマゾンでもレビューがよかったので気になってました。やっと手に入ったので読む予定。原作と同時進行で、今度はMr Darcyの視点で物語を語ってしまうという趣向。確かにMr Darcyの心のうちは全く読めなかったんで、興味しんしん。胸キュンなんでしょうか。楽しみ~。

006440188XThe Secret Garden (rpkg)
Tasha Tudor
HarperCollins 1998-04-30

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ブロンテ姉妹に関連して、イギリスヨークシャー地方を舞台にした物語といえばこれもありますよね。
3年前に一度読んでいますが、今度は朗読とあわせて聴き読みしたい。
というのも、Wuthering Heightsを聴き読みしていて、使用人Josephのこてこてのヨークシャー訛りが耳で聞くとなんか面白くて。英文を見るとちんぷんかんぷんですが、要は音の表記みたいになっていて、聴くとなんか言ってることわかるぞ、みたいな。(しかし、ほとんど分からん)
そういえばThe Secret Gardenもそんな訛りが出てたような気がするし。
作者はアメリカで物語を執筆しましたが、でもヨークシャー地方にまだひかれてるもので。

Sense and Sensibility (Penguin Classics)
Sense and Sensibility (Penguin Classics)Ros Ballaster

Penguin Classics 2003-04-29
売り上げランキング : 15312


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それで次の古典クラブはJane Austenを。
ブロンテワールドの次は絶対肩の凝らないAustenだと決めてました。あ、英語がって意味じゃなくお気楽ワールドってことで。
DVDも持ってるし和訳も読んで、Pride and Prejudiceと同じくらい好きな作品。映画は2,3回観てると思う。
B00197ONWOいつか晴れた日に [DVD]
ヒュー・グラント, ケイト・ウィンスレット, エマ・トンプソン, アン・リー
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2008-08-06

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0066238501The Chronicles of Narnia (adult)
Pauline Baynes
HarperCollins 2001-10-02

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最後に、子供向けクラシックということで、これも聴き読みしたくてただ今オーディオCDを集めてるところです。実は最初の方はちょっとずつ聴いてます。
本は4作目までしか読んでないので最初から一気にいきたい。
私が持ってるこの分厚い本でも全巻で767ページくらいなので、
今年読んだThe Pillars of the Earthより少ないことを知り、大丈夫な気がしてきた。
私の借りてるオーディオブックは俳優ケネス・ブラナー朗読です。いい感じ。

ああ、読書プロジェクトがいっぱいで大変です!

Wuthering Heights 読書経過

B0000AUHPKWuthering Heights (1992)
Mike Southon Tony Lawson Chris Thompson
Paramount 2003-12-02

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とりあえず試験から解放。ひとまず気になることがなくなって好きなだけ読書ができます!

さて、Wuthering Heightsに戻ったものの、17章あたり(私の本ではVolume2の3章)が話がダルクてどうしても読みにくくて停滞しそうだったので、もう一度映画を見ました。
もちろん朗読にも助けてもらいました。

この映画、構成は原書から大胆に変えてあるし、105分と手短にまとめてあるから細かい部分がよく伝わりませんが、ムーアの荒野、ヒースクリフの陰険な感じ等々よく出ています。

もう一度映画でおさらいしたらすんなり読書も進むようになって、18章に入ると時代が飛んでキャサリンの娘が出てきたりしてさらに興味が増してきました。映画に含まれていなかったことを読むのが面白い。
個人的にはキャサリンが苦手なんだけど、まあイギリスの当時の社会を考えると使用人と恋に落ちて一緒になるなんて難しかっただろうし、時代考慮もして彼女にも同情すべきなのかな~。
ヒースクリフの異常な執念深さに至っては理解不能。だからこそ2世代に渡る壮大なストーリーが出来上がるのですが。さて、残り一気に読めるといいな~。

The Brontes of Haworth (ドラマ)

B00009WVLSThe Brontes of Haworth
Marc Miller Christopher Fry
Bfs Entertainment 2003-10-21

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ブロンテ姉妹を主人公にしたこんなテレビドラマがありました。なんと1973年作。
図書館で借りたのですが、時間の関係上最初のほうだけちょっと見て返却してしまいました。
ブロンテ姉妹のこと何も知らずに見始めたので、さすがに昔の地味~なドラマは退屈に感じて・・・
ところが、小説を読んだ後に子供向けですが簡単なバイオグラフィーを読んだら俄然興味が出てきてやっぱりまた見たいかな~と思ってます。
ブロンテ家には将来を期待された男の子Branwellもいました。家族の希望の星だったのに、何一つ成就できず、酒と麻薬におぼれて・・・ブロンテ家にも暗い影の世界があったのですね。

他にも姉妹たちが切磋琢磨して作品を書いていく過程ももっと知りたい!
全員早世しているのも本当に惜しい。
当時は女性が作家になるのはほぼ不可能だったので、ペンネームを使って出版した・・・それぞれの名前の頭文字をとって、Currer,Ellis and Acton Bell。色々知ってるのと知らないのとでは作品への親しみが変わってくるな~。Wuthering Heightsの冒頭には1850年、Emily とAnneの死後、Currer Bell (Charlotte)がよせた文章があります。3人は同一人物ではないかという噂をはっきり解明するため、自分たちの素性を明かした文章がのっているのにはハッとさせられます。それもまだCurrer のペンネームだし。何だかWuthering Heightsが劇中劇みたいに感じるではありませんか。うーん、もっともっと知りたい。


0670874868Charlotte Bronte and Jane Eyre
Stewart Ross
Viking Juvenile 1997-10-01

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結局今週は仕事が忙しく、仕事の暇を見つけて勉強なんてとんでもなく。5時に仕事の区切りをつけてさっさと退社するのだけを目標に一つもさぼらず(はは、当たり前だけど)真面目にに働いてきました。
これからちょっとだけでも大人しく勉強します・・・。

Vanity Fair

B000AAECT0悪女 [DVD]
ジュリアン・フェローズ
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005-10-28

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邦題「悪女」??これはいただけませんね~。原作、日本ではサッカレーの「虚栄の市」です。

図書館に本をピックアップしに行ったとき、たまたま目についたこのDVD、そういえば前から気になっていたので借りてきましたが、舞台が19世紀とは知らなかった。

19世紀前半、Jane Eyreと似た時代で女主人公はJaneと似たような境遇(両親をなくし、最初は家庭教師として身をたてていく)ですが
前者が地味だけど現実味のある誠実派なら、こちらは思いっきり派手でドラマチック!
Jane Eyreの後だから余計にあの時代にこんなぶっとんだ女性はいないでしょう~と思ってしまいます。美人で機智に富み、情熱的、ちょっと子悪魔的なところもある主人公ベッキー、男性をひきつけてやみませんが、これってやっぱ男性作家が書く女性ヒロインだからかな。
階級を超えての恋愛とか女性の立身出世みたいなことって、ビクトリア時代はほとんど不可能だったでしょうし、他にもこの時代の階級社会ぶりをコミカルに皮肉って書いたのが原作らしいです。

Reese Witherspoonってあんまり好きじゃなかったのですが、この映画ではハマリ役って感じでした。
前に観た他の映画のせいか、アメリカ南部の娘!てイメージが強かったのですが、イギリスアクセントも上手、歌も上手で見直してしまいました。そういえばWalk the Lineもまだ観ていなかった。

912ページの原作!今はちょっと結構です・・・
0141439831Vanity Fair (Penguin Classics)
John Carey
Penguin Classics 2003-04-29

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Jane Eyre の感想すこしだけ

0141441143Jane Eyre (Penguin Classics)
Stevie Davies Stevie Davies
Penguin Classics 2006-08-15

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Jane Eyreは読み終わってからもまだ後を引いており、なんだか心がまだその世界に留まっているみたいで色々考えてしまいます。読み終わったばかりなのに、また読み直すのが待ち遠しい。

あらすじは抜きで思ったことを少しだけ。

好きな場面はたくさんありますが、胸に焼き付いているシーンの一つはMr Rochesterが、後々Janeに出会ったころのことを回想するところ。27章です。本作品は全てJane側の視点で語られるので、Jane主体の出来事は事実としてすでに読者は知っていますが、それをMr Rochesterの口から聞くときの新鮮さ!
最初の出会いの頃のシーンがよみがえり、Rochester側の心情とオーバーラップし、
どんなにJaneを愛しているかを切々と語るのですが、状況的にそれがまた痛くて悲しい。

Janeのあくまで、対等な心の友を生涯の夫にするという断固たる思いは私も絶対賛同。
それに関してはJaneの気持ちがよく分かるし私も配偶者にはJaneと同じものを求めると思う。
しっかりとした自分を持ち自立した女性になっていくJaneだから現代でも共感され、理解され、憧れ、読みつがれるのでしょうね。
最後まで自分の気持ち、自分の幸せを考え続けて、ちゃんとそれがかなうのですもの。

ビクトリア朝の女性たちは、結婚して経済的に安泰な人生を送り、愛情云々はさておき、貞淑な妻を演じるのが何とも美徳とされていたでしょうし、夫と同等の魂あーだこーだ言うだけで、当時の読者にはとんでもなくセンセーショナルだったに違いないでしょうね。
それも20歳そこそこの小娘が40近い男性を外見の魅力でなく、そこらのレディーには見つからなかった内面の美しさと芯の強さで虜にしちゃうんですから・・


私が利用した映像はこちら、Master Piece Theatreのドラマです。このシリーズ、気になる古典作品がたくさんドラマ化されています。
Mr Rochesterすっごくよかった。細切れに見てしまったので、今度最初から通してもう一回見る予定。
B000LPQ6DEMasterpiece Theatre: Jane Eyre (2pc) [DVD] [Import]
Mike Eley Diederick Santer Helga Dowie
Wgbh Boston 2007-02-20

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今回、映像から言葉なしに理解できたことを一つ。
それはMr Rochersterが招いたお客をもてなす、Drawing Roomの様子。ここで客人がくつろいで、それぞれのグループでゲームに講じたり、会話を楽しんだりするお部屋です。
ここにJaneも毎晩来るように命じられ、お金持ちのゲストに混じって家庭教師のJaneは決まり悪い思いをしたりします。
この場の人々のスペースの取り方、会話の取り交わされ方が人目で理解できた。
小さなことですが、原書からだけでは想像はしても決して正しくは理解できないことがこういうことかなと思ったりします。むろん、映画やドラマだって時代背景を考慮してあくまでこんな感じだったという再現ではあるにしても。


他に子供向けの本を借りてきて読んでいます。Bronte姉妹のこともとっても気になる。
Jane Eyreを読みながら作者のことが気になって仕方なかった。
0670874868Charlotte Bronte and Jane Eyre
Stewart Ross
Viking Juvenile 1997-10-01

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そういうわけで、しばらくブロンテワールドから抜け出せそうにありません。

ひとりよがりの英米古典読書プロジェクト(仮名)進行中

2009 spring 020


というわけで自分で勝手に楽しんでますが、興味あれば
「参加自由、登録、申告不要」です。次はWuthering Heights!
Jane Eyreの感想はまた後日ぼちぼち書きます。

(雫さん、ゴメン!雫さん主催の会の名前はお任せです!Penguin Classics Book Club?私はそちらも会員一号ですから!)

プロジェクトの趣旨は、英米間でいわゆる古典作品として長く愛されている作品を原書で読む。
自分で長く憧れていた本や気になっていた本に手を出すのがポイントです。イギリスにこだわるつもりはないので念のため英米にしました。

これまでの経験からして、オーディオを存分に活用するのがかなり有効。古典作品の英語は時代がかった古風な英語であったり、文学作品だけに難解であるので。まずはオーディオブックの朗読にあわせて聴き読みすると、分からないところにつまづかずにスムーズに物語の世界に入り込める場合が多いみたいです。
続きが気になって仕方がなくなれば、あとは原書だけで突っ走ったり、朗読だけ聞いたりそれは自由。効果的な読み方を探っていくのもプロジェクトの一部。

映画やドラマ化されたものを事前に見る、または原書を読みながら見るのも大いに奨励。
特に時代ものは服装、住居、景色、文化的な色々なことを言葉なしに理解できることも多いので軽視できません。

これに関しては、以前読んだ鈴木孝夫の「日本語と外国語」にあった文章に影響されています。
「外国語の本を読んで、その意味が正しく分かるためには、そこに書かれていないこと、その本が成立する文化的な前提を知らなければ駄目だ。本に書いてあることは、そこに書いてないこととの対比で、初めて意味をなすのだ。」もう少し詳しくはこちらに→こちら


映像化されたものは時間の制約があるので話がある程度はしょってあったり大胆に演出してあるのは、仕方がないとあきらめる。その分原書で細かな部分を拾ってじっくり味わえるのを逆に割り切って楽しむ。

原書だけと向き合っていてはダメだという思いがいつもあるから、積極的に音と映像を取り入れてます。もちろん、原書を読んで映像を見ることで英語耳もいっそう鍛えられるのを期待する下心も隠せません。これは自分で感じてますが、双方向に効果があります。
他にも作品を読むのに参考になるものは何でも活用します。学生用のあんちょこブックや伝記なんかも「書いてないこと」を理解する助けになると思う。

将来、シェークスピアも含めて、英語古典の劇を生で楽しめるようになるのが大目標。ええ、野心だけは満々です、いつも。

一度ですべて理解なんてしようとも出来るとも思ってません。これはお勉強ではなく、あくまで趣味なので最初は正しく読めていないかもしれない、浅い理解かもしれないけれどそれは時間をかけ、参考書や映像なんかも活用して何層にも理解が増していくのを楽しむ。
過程を丸ごと楽しむのが大きなポイントです。

読み方は全く自由。作品は自分で勝手に選んで自分のブログでそれぞれ勝手に読んでる過程で思うこと、意見をのべる、コメントしあう。他の人がどんな風にワクワクして読んでいるかを共有できるだけでも価値があると思います。
特に一緒に同じ作品を読む必要はないけれど、他に読んでいる人がいると思うとなんだか読書会みたいで楽しい!


最後に。こりゃ無理だと思ったらいさぎよくあきらめる。子供用に簡単に書き直されたものから始めたり、和訳を読んだりして下準備を積んで、原書は憧れ本として本棚で温めておく。これも立派なプロジェクトの一環です。
私の場合、最近読んだ "Pride and Prejudice" "Jane Eyre"がその代表です。
いつか読める日は必ず来る!と自分で自分に太鼓版押して今後もプロジェクトを楽しみます!

Jane Eyre 始めました

159600939XJane Eyre (The Classic Collection)
Susan Ericksen
Brilliance Audio on CD Unabridged 2005-05-25

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B000LPQ6DEMasterpiece Theatre: Jane Eyre (2pc) [DVD] [Import]
Mike Eley Diederick Santer Helga Dowie
Wgbh Boston 2007-02-20

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ジェーン・エアは最初からオーディオブックを聞きながら原書を読んでいます。
何故だかこのほうが世界にどっぷり浸れる。
音声でぐいぐい引っ張っていてくれるのも助かる。
原書、オーディオブック、映像の3方式を今回も続行しようと思って手に入れたのは上のオーディオブックと下のDVD。オーディオブックの朗読、良いのですが何故か時にRが妙に巻き舌なのが??イギリス英語っぽいのですが、ひょっとしてバックグラウンドが東ヨーロッパ系の人なのかしら??と思ってしまうような気になる朗読。
(→と思って旦那に聞いてもらいました・・・古きよきイギリス英語をわざとらしく思いっきり強調してる感じ。昔のイギリス英語がアメリカに渡ってきて、独自に発展してしまったみたいなアクセント・・・?ふむふむ。)
映像のほうはまだ最初のほうしか見てません。幼いジェーンを演じているのは映画ナルニアでルーシーを演じていた子役の子です。

原書だけでは挫折しそうなところをオーディオブックでドンドン進められる。これだと今まで躊躇していた古典作品にもチャレンジできそうな予感です。次は何読もうかってもうワクワクしてしょうがないのです。

家にこれ以上モノを増やしたくない私はもともと図書館のヘビーユーザーですが、今回こういう一人英語古典作品読書プロジェクトを始めて、この有難さをしみじみ感じてます。
家から車で10~15分圏内に図書館4軒。よく使うのはわりと大きな規模の図書館2つと仕事の帰り道にいつも本をピックアップするためにだけ利用しているこじんまりとした図書館1つ。99もあるらしいこの図書館の多さはこの街の知られざる優れた魅力かもしれない・・ほとんどは、オンラインで取り寄せてピックアップのみに立ち寄ることが多いですが、いざ読みたい本、聞きたいオーディオブック、見たいDVDを無料で借りれるというのは本当に有難いの一言。
と言えど、なんらかの収入のある住民すべてに義務のある確定申告をするたび気づくけど、か~なりの税金持っていかれていますから!この税金の高さ、日本の比じゃないと思う。
無料のヘルスケア、無料の図書館サービスは決して無料ではないのです・・ちゃんと誰かがどこかでお金払っているわけで・・・というわけで、堂々と利用させてもらうことにしてます。

Pride and Prejudice

0141439513Pride and Prejudice (Penguin Classics)
Vivien Jones Tony Tanner
Penguin Classics 2002-12-31

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年頃の娘を5人も持つ母親のベネット夫人の関心ごとといったら、娘たちを良い家庭へと嫁がせること。
跡取り息子がいないから父親亡き後は財産はすべて親戚の甥っ子へいってしまうものだから、なんとか娘たちに良いお婿さんを見つけなくてはならなくて。
そんな状況下、待ってましたとばかりにお金持ちの独身男性ビングリーが近所へ引っ越してきて・・・
ストーリーは上から2番目のエリザベス・ベネットと、ビングリーの友人ミスター・ダーシーを中心に進みます。この二人、第一印象は最悪だったのですが、最初にミスター・ダーシーがエリザベスに惹かれ始め、事態が変わってゆきます。
紆余曲折を経て、二人の心情、特にエリザベスの心情が変わっていくたびに、いったいこの二人は結ばれるのかしらとドキドキして最期まで釘付けになってしまいました。

オーディオブックの朗読と、BBC放映のドラマと同時進行していましたが、結局最後は原書が一人勝ちで他のオーディオが追いつかないまま最終のページを終えました。
映画やなんやらでストーリーも結末も、すでによく知っているのですが、今回初めての原書読みを今までで一番楽しんだかも。

馴染みがあるのも手伝って、英語は前回のMansfield Parkほど苦労しませんでした。
最初の方だけ辞書をひいたけど後はそれも面倒になって結局知らない単語は飛ばし読みしてしまいました。慣れたっていうのもあるかもしれない。

今回原書を楽しめた一番の理由は、真面目くさったオースティンの口調で表現されるからこそ可笑しい、滑稽な人々、気まずい状況なんかに思わず「ププ」と笑えることがたくさんあったことかな。
考えて見るとこれはきっと映像の助けが大きいと思います。演技や表情を見ているから笑いどころがどこか分かった場面も多々あります。こう思うとやっぱり映像の力は偉大。真面目に辞書ひいてコツコツ読んでるだけでは決して分からないことを一瞬で理解させてくれたりする。
今後もこの方式で古典作品にチャレンジしていこうかな・・

登場人物の中には呆れてしまうような困ったちゃんや憎たらしいキャラもいっぱいですが、それもまたそれぞれがいい味出してよいのです。
個人的には、言いたいことをスカッと言えてしまうエリザベスに拍手。私には絶対できない業。しっかり自分を持っていて、頭が良くて・・自分の信念があって自信があるからこそ、思い違いをしてしまったりするけど、ちゃんと自分の気持ちに向き合って真実の愛を見つけていくのです・・・時代を超えて愛されるキャラクターというのが分かる気がする。

思ってた通り、読めてよかった!また読みたい!本の一冊になりました。
何度も投げ出して今まで大事に温めておいた本だけに感慨深いです。

次はJane Eyre!

2009 spring 008

突然、ドアップで乗せたこの本、昨日書店で購入しました。
本屋さんでは母の日特集をやっていて、親子で読みたい本やママにプレゼントしたい本が目立つように陳列してありました。

で、母の日をターゲットにしたのでしょうか、イギリス古典作品をこうして素敵な装丁でリバイバルさせた一冊を購入。
Penguin Classicsから出ている Hardback Classicsというシリーズみたいです。
可愛い刺繍入りみたいな模様の生地でくるまれたしっかりとしたつくりのハードカバー、なんとも女性心を掴む演出がなされており、この質で一冊14.99は安いと思い・・・衝動買い。

現在読書中の Pride and Prejudice もあって、思わず買おうかと思ったくらい。こちらは半ば過ぎまで順調に読んでおり、また読み終わったらアップしますがこれが面白い!!
最初の方は丁寧に辞書ひいて書き出したりしてましたが、次第に面倒になり飛ばして読んだり、同じ語が何度も出てくるので、それはちゃんとノートに書き出してたりで、意外と新しい語彙も身についてる気がする。

で、Pride and Prejudiceを読み終わったら、このJane Eyreに手をつける予定。ひとりイギリス古典読書プロジェクトを進行中です。

しかし、この2冊って本当に昔っから原書で読みたかったらしく、数年前には英語学習者用に語数を抑えたものを読んで嬉しがってました。
ダラダラ続けてるBlogですが、こういう自分の成長を見つけると、あ、やっててそれなりによかたかもと思えてくるのでした。どちらも書いたのは2005年!だって、自分でもちょっとビックリ。

Pride and Prejudice と Jane Eyre の過去の記事

(一人) ジェーン・オースティン プロジェクト

0141439513Pride and Prejudice (Penguin Classics)
Vivien Jones Tony Tanner
Penguin USA (P) 2003-01

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勢いで Pride and Prejudiceを読み始めました。これ、何度も途中まで読んでるのですが、今回は読み通す予定。

3方式で、原書、オーディオブック、映像を組み合わせてます。これって私にとってはかーなりの精読です。
原書で読んで分からない単語は辞書で調べて、ノートに簡単に書いておく。
オーディオブックで同じ章を聞く。ここで知らなかった単語も音と意味がつながります。
映像で全体的な確認。こんなの好きな小説でないと飽きちゃって絶対できないと思います。私は今のところ楽しくてやめられません。

順番は特に決めてなくて、気の向くままバラバラです。先に映像見たり、オーディオブックは先に聞いたり、あとでまた何度か聞いたり。これが変な話ですが、ジクゾーパズルをはめていくような理解の仕方なんです。3種類をグルグル回転してるうちにだんだん理解が深まっていくような。
もしくは理解の層が何層にも重なっていくというか。

語彙に関しては、ジェーン・オースティンが好んで使ってる言葉とかいっぱいあるので、今回やりとげたら次の作品はラクに読めそうな気がする。

映像はBBCで放映されたドラマを利用。ただ、古いドラマや映画のDVDってそうなんですが英語字幕が入ってません。それは残念だけど、さすがに初めて見た数年前よりは全然大丈夫になっている。イギリス英語にもずい分耐性がついたもんです。私が持っているのはデラックス版。

B000F0UUT6Pride & Prejudice (1995) (3pc) (W/Book) (Aniv) [DVD] [Import]
Colin Firth, Jennifer Ehle, Susannah Harker, Julia Sawalha
A&E Home Video 2006-09-26

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ところで、ここまで来るのにかなり下準備は積んでいて
ジェーン・オースティンに取り掛かろうと決めた昨年はじめ、まず考えたのが翻訳ものから入ることでした。なんせ200年も前のイギリスの話だし、時代背景的に理解できない部分も多いだろうし、日本語で慣れてから英語に取り掛かろう!と思ったのでした。

まずはPride and Prejudice から、アマゾンのレビューを読んで悩んだ末、「自負と偏見」という邦題で出版されている中野好夫訳を選びました。

4102131035自負と偏見 (新潮文庫)
Jane Austen 中野 好夫
新潮社 1997-08

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他に EmmaSense and Sensibilityを中野康司訳で読みました。
4480421378エマ (上) (ちくま文庫)
中野 康司
筑摩書房 2005-10-05

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4480423044分別と多感 (ちくま文庫)
Jane Austen 中野 康司
筑摩書房 2007-02

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私はとにかく、「エマ」と「分別の多感」の中野康司訳が相性良くてたっぷり楽しみました。とても現代風に仕上げてあって、「エマ」なんか、現代もののロマンティック・コメディー読んでるみたいな気分。楽しくて一気に読んでしまいました。機会があれば、同じくちくま文庫から出ている中野康司訳の「高慢と偏見」もぜひ読んでみたいと思ってます。
あとはまだ読みかけですが、ジェーン・オースティンの書簡集。当時の生活ぶりなどが分かって興味深いのです。当時は馬車での移動だから、ちょっと親戚や友人宅を訪ねるのも長旅で、大変だから一度訪問したら数ヶ月の滞在は普通だったとか、手紙が伝達手段だけでなく、エンターテイメントでもあったとか、知ってると小説の理解に役に立つことが自然に学べます。
4003222261ジェイン・オースティンの手紙 (岩波文庫)
新井 潤美
岩波書店 2004-06

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あとは、ジェーンの若かりし頃のロマンスにも想像力をかきたてられる・・・。この映画、私は結構好きでした。

B000ZIZ0RABecoming Jane
Philip Culhane, Jessica Ashworth, Eleanor Methven, Elaine Murphy, Julian Jarrold
MIRAMAX 2008-02-12

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熱が冷めないうちに、頑張って読破するぞ!

ついにジェーン オースティン

0141439807Mansfield Park (Penguin Classics)
Kathryn Sutherland
Penguin USA (P) 2003-04-29

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Blogに記事を書くことはありませんでしたが実は昨年の始め頃に、一人ジェーン・オースティンブームでして、2008年の大胆不敵な目標がジェーン・オースティンを読破すること!でした。そこで、今までに和訳も読んでない、映画も観たことのないもの、ということで手にしたのが Mansfield Park、488ページを地道に読んでたけどなーかなか終わらなくて、結局2008年中には達成できず。
たまたま、次に読む本が手元になかったので、この週末中に片付けることにしました。

経済状況の厳しい家庭から、裕福な伯母の家に預けられることになった主人公ファニー。
幼少時代は温かい愛情を受けることはありませんでしたが、それでも従順でつつましやかな女性に育っていきます。
お屋敷マンスフィールド・パーク内で起こる日常のあれやこれやと、ロンドンから来たゲストが加わり恋愛模様が繰り広げられます。
ジェーンオースティンの小説は、人間描写が読みどころ。嫌な性格の人物もちょっと皮肉って滑稽に見えるように描いてしまう。それぞれのキャラクターが個性的に描かれています。
18世紀後半のイギリス中上流社会の人々の生活は相変わらずですが(女性はひたすら座って読書や刺繍をしているか、散歩ね。文通が主なコミュニケーションの手段)
そういう社会を覗きみるのも結構好きだったりする。

英語は・・・私のレベルの数段(数十段?)上なので、かーなり難しかったです。特に語彙、それから英文の構造でしょうか。普段読む英語とはかなり違うので難しく感じ、力のなさをつくづく感じました。
最初の50ページほどは丹念に辞書をひいてましたが、それじゃ一向に進まないのであとは辞書なしで分からぬところはすっ飛ばして読みました。
で、結局ストーリーを知らないものを、と敢えてこの本を選んだにも関わらず、映像化されたものを2本も見て助っ人に。


どちらも、かなりの部分をはしょって、大胆に脚色してありますので、見ていてとまどう部分もありましたが、ファニーのロマンスの部分なんかは原作にはないドキドキ感がありまあよかったかな。

B00005A4H0Mansfield Park [DVD] [Import]
Hannah Taylor-Gordon, Talya Gordon, Lindsay Duncan, Bruce Byron, Patricia Rozema
Kinowelt Home Entertainm.

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B001CMJAEMジェイン・オースティン・コレクション マンスフィールド・パーク [DVD]
ジェマ・レッドグレーヴ ジェイムズ・ダーシー ビリー・パイパー
ビデオメーカー 2008-09-26

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ひとまず、1回目読めたので満足。これから読み直したり他のジェーン・オースティン作品を読むにつれ力が増していけばいいかなと気長に取り組む一人ジェーン・オースティンプロジェクトです。今回は読み終えたことで満足ですが、次回取り組む際はもっと真面目に読もうかなとも思ってます。
なにかしら、いつか読みたい憧れ本があるのは必要でしょう。
嬉しいのは、読んでくうちに慣れていくような予感は大ということ。
プロフィール

Hazel

  • Author:Hazel
  • カナダ発 気ままな読書日記です。
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