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ひっそりハリポタ 4

0747550999Harry Potter and the Goblet of Fire (UK) (Paper) (4)
J.K. Rowling
Bloomsbury Publishing PLC 2001-07-06

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久しぶりに読んでも、どこから読んでもすぐにそのお話の世界に入り込める、昔懐かしい友人みたいな本があります。
ハリポタシリーズってそんな感じになってることに気づきました。(他にはですね~私の場合は赤毛のアンシリーズとか)
昨年の夏ごろ突巻思い立ち1~3巻目を読み直したけれど、4巻目は200ページくらいまで読んでほったらかしにしてました。この秋に映画の最終回パート1が公開されると知り、突然ハリポタ熱復活。

で、おさらいにまた映画を見てから原書を読み直しました。
当然だけど、映画には盛り込まれていないエピソードは山ほどあり、原作から脚色してあるシーンもあってそんなのを見つけながら原作を辿るのって案外楽しいもんです。
Hermioneちゃんの前歯はこうして綺麗になったんだ、とかDobbieも映画には出演してませんでしたが、原作ではまた会えたし。

誰が悪者かもすでに分かっているけれど、逆に知ってるからこそ経過を追っていくのも楽しめたりする。
さて、映画公開までには最終巻まで読み直せたらいいんだけど。
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Catching Fire

0439023491Catching Fire (The Second Book of the Hunger Games)
Scholastic Press 2009-09-01

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"The Hunger Games"の続編です。

世紀末後の近未来、富と権力を牛耳るキャピタルは過去に反乱を起こした12の地域へ対する戒めのため
毎年Hunger Gameを開催する。それは少年少女が最後の一人まで殺しあうゲーム。

前回のHunger Gameの後、各地域で不穏な動きが生じていた。そこで、反乱を企てる地域への強い戒めをこめてさらに過酷なゲームが用意されることに・・・。

詳しいあらすじは一作目のネタバレなので、控えておきます。
困ったことに読書中、Hunger Gameが始まってからは毎晩悪夢にうなされました(笑)
追ってを逃れ、迷路のような建物に追い込まれ、排気口で息をひそめたり、とか前歯が全部根っこから抜け落ちて、目が覚めるというヤーな夢でした。だから最後まで読み終えてなんだかホッとした。
それほど精神的にインパクトあったってことでしょうね。。
対象は13歳以上ですが、13歳には刺激強すぎるのでは。。
けれど、残極なゲームを強いられる中、逆に人間の尊厳とか命の尊さが余計に際立ってくる。
ロマンスあり、サスペンスありで今回もやっぱり一気読みでした。

3部作の最後はこの夏8月に刊行予定みたいです。今回は思い切り「つづく」状態で終了したので結末が気になるところです。
Mockingjay (The Final Book of The Hunger Games)
Mockingjay (The Final Book of The Hunger Games)Suzanne Collins

Scholastic Press 2010-08-24
Sales Rank : 18


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Catching Fire 読み始める

0439023491Catching Fire (The Second Book of the Hunger Games)
Scholastic Press 2009-09-01

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"Hunger Games"の続編です。図書館で注文してたのが届いたので早速読書開始。
P&P (Pride and prejudice)ワールドからしばし離れて、ハマリそうな予感。
しつこいですが、一作目読みたい方はこの2作目のあらすじは読まないほうがいいです。Amazonの要約さえも避けましょう。
楽しみが激減すると思いますので要注意。

The Hunger Games

0439023483The Hunger Games
Scholastic Press 2008-09-14

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高校生のクラスメートが殺しあう映画「バトル・ロワイヤル」、リアリティーTVの"Surviver"、
児童書で言えば、近未来の管理社会"The Giver"や孤独にサバイバルする少年を描いた”Hatchet”なんらやを足して割ったような作品と言えば分かりやすいでしょうか。。

舞台は世紀末後の近未来。かつては北米と呼ばれた地域のお話です。
キャピタルと呼ばれる地域がパワーを持ち、近接する12の区域が完全支配下に置かれている。かつて反乱が起こるがそれを抑えたキャピタルが権力を見せ付けるため、2度と反乱を起こさないよう、厳しいルールを定めます。それが年に一回行われるハンガーゲーム。12区から男女各1名のティーンエージャーをくじ引きで選出し、テレビで実況生中継の中、最後の1人になるまで殺し合いを続けるのです。

キャピタルに富を搾り取られる12区は日々の糧にも困るほど貧しいのに、キャピタルは豊かできらびやかな世界。作品中に人種は一切触れられませんが、誰がキャピタルに住んでいるか言われなくても見えるような気がするのは私だけか。こういう児童書(この作品はヤングアダルトかな)のほうが、実社会を痛烈に風刺、批判してるように感じます。

主人公は第12区から選出の少女Katniss。同じ区から選出のpeetaと織り成す心理ゲームと二人の行方は最後のページまで釘付けでした。一気読み間違いなしの一冊です。
なんと3部作だそうで、3冊目がこの夏刊行予定。
読みたい方は一冊目を読み終わるまで続編のあらすじさえ読まないほうがいいと思います。
続編のあらすじが1冊目の結末に通じちゃうので、結末をドキドキして待っていた私はがっかりしてしまいました~。
映画「バトルロワイヤル」のえぐさに辟易した方も、ヤングアダルト向けだけに、残虐シーンはそんなにありませんので大丈夫です。でも設定が設定だけに心理的に恐ろしいのは確か。




ひっそりハリポタ3 映画と原書、どっちが先?

0747546290Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (UK) (Paper) (3)
Bloomsbury Publishing PLC 2000-04-01

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私が持っている表紙はこれ。カナダで売ってるのはUK版なんですよね。
3巻目も楽しく読了しました。

ストーリーはすでに知っているのを前提にして、原書と映画とどちらも英語で楽しみたい場合、ハリーポッターに限っては今のところ、映画→原書のほうが気に入ってます。

というのも、どう考えても原作の細かなストーリーをすべて2時間ちょっとにまとめるのは無理な話ですもの。適当に脚色したり省いたり、エンターテイメントたっぷりに仕上げる必要がありますから。
だから原作を先に読んでから映画を観る場合、特にストーリーが鮮明に頭に残っていればいるほど、省かれた部分やオリジナルから変えられてしまった部分が気になってしょうがなくなってしまうと思います。
それで鑑賞後、なんだか物足りないな~という気分になってしまう。

でも、先に映画を見て映像とおおまかなストーリーを楽しんでから原作に取り掛かれば、映画と違うところは、逆に嬉しかったりする。あ、映画と違う、でもこっちが本当なんだよね~と気分を害することもなく、そうなんだ、あの場面の前にはこんな出来事があったんだ、とか原作読んでないと知りえないようなことが盛りだくさんでなぜか得した気分です。

さて、次は4巻だ!まずは映画を観てから取り掛かります~。たしか4作目の映画結構好きだったな。

ひっそりハリポタ



なんだかんだと言いながら、世間のブームにのせられたまま原書を全部読み、映画は劇場で全部見ているパリーポッターです。
本には全く興味ないけど、私のお供で全作品観ている旦那にとっては、今回のHalf-blood Princeが一番結末が「つづく」状態でじれったかったようです。確かに見終わった後、そのまま最終巻をまた読み直したくなる気分。

それより、今回はあんなに幼かった俳優さんたちの成長ぶりに今更ながら驚き、特にHermioneちゃんはすっかり少女らしさが抜けてきて美しくなってますね~。将来はきっと実力をめきめきつけてケイト・ウィンスレットみたいに良い女優さんになる予感がします。で「ちょっと見ないうちにすっかり大きくなって~、きれいになって~」って言う親戚のおばちゃんみたいな気分で、最初の映画を見直してしまいました。
懐かしい!当たり前だけど、みんな子供でカワイイ~。私は1作目はRonの表情とかが大好きでした。一瞬だけ登場のRonの妹Ginnyも後々の展開知っているだけに感慨深いな~。幼くてちっさくて可愛い。
B000GDIB5Mハリー・ポッターと賢者の石 [UMD]
J.K.ローリング
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-07-21

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それで、原書も読み直してみました。8年ぶり?!
0747532745Harry Potter and the Philosopher's Stone
Mary GrandPre
Bloomsbury Pub Ltd 2000-02

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映画→本の順はやっぱりお薦めです。私の場合特に子供のような想像力に全く欠けるらしく、こういうファンタジー系だと映像で見せてくれる世界の方がずっといいのです。だから後で英文読んでとっても助かってます。文章だけではうまく想像できない部分をあれやこれやと補ってくれると本当に感じます。文章だけより数倍楽しめてると思う。それに私は英文だけ繰り返し読んでいても残念ながら意味が天から降ってくるように分かることってありません。ぼんやり想像はできても。結局は辞書で確認したりして納得しないとダメだったりする。でも映像と絡めるとなんとなく知ってた単語がストレートに音と意味とガッチリ組み合わさることが本当に多いので。

たとえば、今回のなるほどひらめき体験はCrateという単語かな。Quidditchのボールが入っている入れ物を表現するのに使ってありました。Crateって犬を入れるケージのことだったりするんでそういう使い方では知ってるけど、本で読んでるだけだったら映画で見たようにあんな宝箱みたいなものは想像できていないと思いますから。なるほど、ああいうのもCrateでいいんだ~と。これでCrateのモノを運ぶ入れものっていうイメージがしっかり焼きついたって感じがする。これはほんのごく小さな一例です。映画と本をあわせているとこういうのが繰り返し起きてます。

やっぱり私は映像&本推進派だな~。
映画に含まれていないストーリーを拾って読むのも楽しいし。

所詮、子供向けだし~子供の頃に読めてたらもっとハマって楽しかっただろうな~といつも思っていたハリポタですが、今回が一番楽しんで読んだかもしれない。もちろん最初に読んだときから英語が信じられないくらいラクチンになっているのもきっとその理由の一つで嬉しい発見でしたけれど。
後のストーリーを知っているからこそ、さりげなく張られた伏線や重要登場人物の名前にピピッっと反応できたし、昔読んだ本をこうして読み直すのも悪くないものですね。

それから、今回ハリポタが楽しめているのって、実は最近の仕事の多忙ぶりも関係あるかもと一人思ってます。
ここしばらく、5時までにその日の仕事を終わらせてさっさと帰るのが毎日の目標の私でも、さすがにさばけないほどの仕事量になってしまいました。
残業増えてる最近。朝9時から5時まで精一杯働いた上での残業だから余計しんどいです。家帰ったらもうグッタリ。
あと最低1ヶ月くらいはこんな毎日が続きそうでため息です。

朝目覚ましなる前にハッと目が覚めて、「今日何曜日だっけ?今日は仕事行ってえーっと、何するんだっけ」と土曜の朝でも考えてしまうのはもちろん、ふと気づくと仕事のこと、夢の中まで仕事のこと考えてる!やばい、ストレスだ。

こういう時だからこそ、魔法ワールドに浸りやすいのでしょうか。。

とにかく何だか楽しいし、どうやら良い気分転換みたいなので、次の巻も映画&原書で進んで行こうと思います!仕事はホント、あるだけ有難いので頑張りますョ。

Penguin Deluxe Hardback Classics

2009 spring 008
ただいま私が読んでいるこのJane Eyre、素敵なカバーがお気に入り。次はどのタイトルを買おうかと思案中。でも同じ系列の書店を最近3ヶ所見ましたが、一店舗にしか置いてなかったのです。どういうこと!?
書店のオンラインサイトで見ると結構売り切れている。どうしよう、早く次のお目当てを買わなくちゃかも?

色々検索してたら、ある個人のサイトでとっても素敵な写真つきで紹介してありました。
美しい本の様子が伺えます。ぜひごらんください!きっと欲しくなるはず・・。
こちら

コメントがたくさんついてますが、各人の大げさな感動ぶりに結構笑えるんで。(あ、笑っちゃいけませんね、でもイングリッシュスピーカーはどうしてこう大げさなんだろうっていっつも思うんで・・・so insainely beautifull!! って。ププ)
うん、でも同意。それに「素敵~!素敵~!」と思っていたのは私だけではなかったらしいと知り安心しました。
棚に並べてにんまりしたくなる本たちです。

A Wrinkle in Time

A Wrinkle in Time
A Wrinkle in TimeMadeleine L'Engle


Amazonで詳しく見る
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ただいま読書中の本がなかなか終わらないので、休憩で久々に児童書を手に取ってみました。
よく書店で見かけていて、ファンタジー調のお洒落な表紙が気になっていましたが、ニューベリー賞を受賞したのはなんと1963年!でも不思議とそんなに古さを感じさせない物語でした。

両親はすぐれた科学者なのに、学校の勉強はいまいち、自分が好きになれないメグ。
父親は1年前から消息不明。それについて町の人々は、女と逃げたんじゃないかなんて噂もたってるし。

ハリケーン予報のある嵐のある晩、妙な訪問者がメギーの家を訪れ・・・。
5歳にして妙に賢い弟、それから学校では人気者のカルビンと一緒にとんだ冒険に巻き込まれることになります。

時空旅行、地球以外の惑星・・・ちょっとSF、ファンタジーちっくなこの作品です。
思春期の女の子が父親を捜し求める冒険で成長していく物語です。
自分に自信を持てない女の子の成長物語といった感じで、同世代で読んでいたらきっと共感できていたかもしれません。

続き物で5作ほど、これまたお洒落な表紙で作品が続いています。
巻末には登場人物の関係図があり、なかなか深い世界が広がっているようです。

Before Green Gables

1410407047Before Green Gables (The Prequel to Anne of Green Gables)
Budge Wilson
Thorndike Pr 2008-05-16

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"Anne of Green Gables"は、孤児院から男の子を連れてきて欲しいと頼んだマリラとマシューのもとへ、間違ってアンが到着するところからストーリーが始まります。

「赤毛のアン」生誕100周年の記念で出版された、この小説はそれ以前のアンについてのお話です。
フィクションの世界のまたフィクション。それも熱烈なファンの多いアンの世界ですから、今まで誰も触れることのできなかった領域ですよね。100周年を記念して、モンゴメリーの子孫にも承認済みの一冊が誕生しました。


この間違いを正すために、スペンサー婦人のもとへマリラがアンを連れ、馬車で向かいます。
その道中、マリラに自分のことを話すようにと言われアンは、最初「想像した自分のことでいい?」と尋ねていましたね。つらい過去の話はしたくなかったのです。

マリラにうながされ、「想像」ではなく簡潔に自分の生い立ちを話すアンの話は第5章に収められています。5章を読めば、"Before Green Gables"のあらすじがすべて書いてあるわけです。一度でもアンを読んだ事がある読者はぼんやりとでもアンの過去を覚えているはず。私は、この本を読む前と読みながらおさらいで第5章を読み直しました。

ですから、読者は結末を知っているわけで、この後どうなるかハラハラしながら読む視点ではなく、それぞれの出来事がどのような過程を経て起こり、アンにどんな影響を与えていったかを、一緒に追体験してゆくような感じです。

アンの両親が愛し合い、つつましく生活している様子はO・ヘンリの「賢者の贈りもの」のような世界。確か3巻くらいでしたでしょうか、(違ってたらごめんなさい)アンが自分が生まれた黄色い家を訪ねたことがありましたよね。そのとき、自分は愛し合っている夫婦のもとで愛情をかけられて生まれてきたんだと分かる部分がありましたが、読者はそれを時空をさかのぼって体験できるわけです。

暗い子供時代をすごしたアンですが、そんな中でもアンの人格形成に影響を与える人物との出会い、別れが詰まっています。
両親にしろ、出会った大人たちにしろ、アンに愛情を感じてくれた大人が存在していたという事実には
静かな感動を覚えたし、癒されるような気がしました。それがこの辛いアンの物語の陽だまりの部分でした。

アンを引き取ることになったのは、アル中の父親だったり、生活に疲れた母親だったり、欠陥だらけの大人たち。
子供が読むと、きっとこの大人たちは悪者にしか見えないのだろうけれど、不器用に人生でもがいている大人たちを、ただ責めることはできない悲しみも覚えながら読んでいました。
マリラがアンに預かってくれていた大人たちは親切だったかと聞いた時のアンの答えも今となっては印象的です。
そうしようと努めてはいたんだって言ってましたよね。だから責めることはできないって。


また本作品ではアンが孤児でほとんど学校へも通っていないのに、どうしてあんなに語彙が豊富なのか、詩を暗誦したりできるのか、そんなアンの秘密が解き明かされる快感も味わえます。
アンシリーズにところどころ散りばめられていたそんな過去の出来事が見事につじつまが合うようにできているのです。

孤児のアンが11年間通り抜けた人生は平坦なものではありません。
でも、いつでも希望を持ち、学ぶことを楽しみ、自然を愛しみ、生きることに強い情熱を持っていた少女の姿にはこちらも元気が出てきますね。

10代の頃から親しんで、今でも大好きな本だから、今さらつけ足しみたいな作り話を読むのは、好きな話だけに恐いような気もしますよね。


でも、大丈夫です。読み終わった今、アンの世界がまた一段と深くなったような、欠けてた部分を足してもらえたような気がしてます。

週末にCBCの番組でモンゴメリーのお孫さんとこの本の作者が5分ほど出演していました。
作者のBudge Wilsonさん、この話を書くの、それはそれは不安で恐ろしかったわといってました。

アン崇拝者の間ではきっと賛否両論分かれるのかもしれないけれど、私は大満足!でしたよ。

おひさしぶりです

なんでも1ヶ月以上更新がないと、勝手に広告が入るそうなのですね。
そういえば、ずっと放置してましたから。。。

なにかアップせねば、ということで
ただ今読書中の本…
0440418321The Golden Compass (His Dark Materials)
Philip Pullman
Yearling Books 2001-05-22

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いよいよ、映画公開まで一週間になりましたが、ここにきてカナダのニュースでも話題になっています。
内容が反カソリック教会であるということから、カソリックスクールでは図書館からこの本が
取り除かれているとか、子供に読ませたり映画を見せないように指導しているとか。

たしかハリーポッターの時も同じような現象があったように思いますが、そうやって
禁書に指定されるほど、人の興味をそそるわけで、書店では本の売れ行きが好調のようです。
私は半分くらい読み終えたところですが、今のところはどこが神を否定するような部分なのかピンときてません。ニュースでアンチカソリックと聞いて初めて、そうなんだ~と言う感じ。
その辺の感想は本を読んで、映画を見てアップできたらと思います。

すでに映像に影響されていて、読みながらすでに、ある登場人物の顔が二コール・キッドマンになってしまってますが、イメージ的にはぴったりなのかも。
サイトはこちら

Twilight

Twilight
TwilightStephenie Meyer

Megan Tingley Books 2006-09-06
売り上げランキング : 9205


Amazonで詳しく見る
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いわゆるティーン小説です。ヤングアダルトとも呼ぶのでしょうか。
この表紙がなにかと目についたのと、「バンパイアもの」に惹かれて読んでみました。
女子高生のベラと美形のバンパイア、エドワードのロマンス。エドワードの人間離れした(ま、もともと人間じゃないけど)神々しいほどの美しさに酔いしれてしまうのはやっぱり10代の女子だろうな…。
これはまさしく中学生の頃に読んでいたコバルト小説のノリと想像します。頭の中ではスーパーマンの高校生時代を描いたドラマの Smallvilleの世界が広がってました(笑)
なんか、バンパイアもスーパーヒーローもその悲劇性に類似性があるのじゃないかと思いまして…。

この辺は自分の中での葛藤なんだけど、いまでもどっかで英語の本を読んで語学力の足しにしたいと期待している自分がいる。
気負わず楽に読める英語をたくさん読むのは確かに力の足しになるのは事実だけど…
でも、どうせ時間をかけて読むなら心を揺さぶられるような大人の世界に浸りたいとも思う。
498ページ、約11万語の小説だったから、同じ時間をかけるならもっと違うものをよみたかったかも、と思ってしまいました。
質のよい児童書を読む時にはこんな風には感じないのだけれど。




そりゃ、翻訳ものでも下の部類は手に取らないだろうからな…。
この和訳の表紙見て、「しまった」と思った時にはずい分進んでいたので結局読み通しました。

4789726339トワイライト〈2〉血は哀しみの味
ステファニー メイヤー Stephenie Meyer 小原 亜美
ソニーマガジンズ 2005-08

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まあ、そうは言いながら続きがどうなるのかちょっと気になったりして。
0316160199New Moon
Stephenie Meyer
Megan Tingley Books 2006-09

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アンシリーズ続き(2,3巻目)

0553213148Anne of Avonlea (Anne of Green Gables)
L. M. Montgomery Caroline Parry
Skylark 1984-07-01

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奨学金を勝ち取り、大学へ進む予定のアン。けれどマリラを一人残していく気にはなれずアボンリーに留まり小学校で教鞭をとることに。

0553213172Anne of the Island (Anne of Green Gables)
L. M. Montgomery
Skylark 1983-12-01

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いよいよ大学生活の始まり。
夢に描いたような家を女友達を借り、共同生活が始まる…。


今回アンシリーズを読み直していて特に楽しんでいるのは、魅力的な周りのキャラクター達です。どの登場人物も人間味を持って、生き生きと描かれています。特に、困ったちゃんの双子のDAVYの発言にはやたらウケてしまってました。Anne of Green Gablesからして、アンの行動なんかに一人忍び笑いをしてしまうようなマリラもそうだったし、全体的にユーモアに満ち溢れているのです。

2冊目の途中まではLibrivoxの朗読を聴きながら読んだりしてましたが、時間がかかりすぎるので途中からは本だけで読みました。
私はどちらかと言うと、一度読んだものを今度は音声だけで聞きなおすのが好きみたいです。
その方が安心して朗読に身をまかせて、鮮明なイメージが広がるし、外で聞いていて周りの騒音で聞こえづらかったりとか、ボーっとして聞き逃したりしても平気ですから。

Librivoxだと、朗読者の声を選べないのが辛いところですね。
図書館で"Anne of Green Gables"の完全版朗読CDを借りてきて、ちょこちょこ聞いては楽しんでます。

The Royal Diaries

0439215986Victoria: May Blossom of Britannia : England, 1829 (Royal Diaries)
Anna Kirwan
Scholastic Trade 2001-11

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少女の日記形式で歴史に触れるシリーズは"Dear Canada"の他に
"Dear America" "The Royal Diaries"があります。
自分が好きな児童書の時代を考えると、ビクトリア朝時代がなにかと気になるので最初はこれかなあ。

異国の地のプリンセスたちが少女時代に胸に秘めた思いをこっそり覗き見しながら、歴史にも親しめるなんて本当によくできてると思います。
サイトでどれ読もうかなあ、なんて考えるのもまた楽しい。

Treasuryシリーズ

The Anne of Green Gables Treasury
The Anne of Green Gables Treasury


"Inside Laura's Little House"を楽しく読んでいて、こういうMagic Tree Houseのリサーチガイドみたいなの(でもイラストは100倍素敵ですが)、アンシリーズもあったら楽しいだろうになあ、と思っていたらなんとあるではないですか!しかも"The Secret Garden"に"Little Women"まで。
本の後ろの作者紹介のところで、見つけてアマゾンでサーチ!
そしたら出てくる、出てくる。ちょっと全部気になる!と少々興奮気味です。
The Anne of Green Gables Christmas Treasury
The Anne of Green Gables Christmas Treasury

Inside the Secret Garden: A Treasury of Crafts, Recipes and Activities
Inside the Secret Garden: A Treasury of Crafts, Recipes and Activities


The Little Women Treasury
The Little Women Treasury


赤毛のアン ついに読む

0553153277Anne of Green Gables (Anne of Green Gables Novels (Paperback))
L. M. Montgomery
Skylark 1984-10-01

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多読をやっている人の中では、昔「赤毛のアン」シリーズが大好きだったという方が多いようですが、私も数にもれずその一人。
アニメなんかの影響で小学生向けのイメージが強い「赤毛のアン」かもしれませんが、シリーズでは10代の多感な少女時期、大学生のアンと年を重ねるアンのその後が語られます。
私が村岡花子さん翻訳のシリーズにはまったのは15,6歳の頃です。少女の友情とかロマンスとか甘いドキドキ、ワクワク感、プリンス・エドワード島の自然の美しさに魅せられ、夢中で読んだ懐かしい思い出の本たちです。

最初に英語で読んでみたのは確か大学生の頃。辞書と首っ引きでなんとか読破って感じでした。読めて嬉しいのは確かだったけど、苦労したよなー。結局読んだのは一冊目だけで、シリーズ全部なんてとてもとても。

なんだか思い入れのある作品だけに、容易に手を出したくなかったのでしたが…。無料朗読サイト Librivox で見つけたのがご縁と今回ほとんど全て、朗読を聴きながら本を開いて読んでみました。
私が一番気に入っている朗読者はAnnie Colemanさんです。この方一人で全チャプター朗読するつもりのようですね。現在18章までと、Libriboxに入っている最後の方はこの方で聞けます。おしゃべりなアンのイメージが一番しっくりくるからこの方オススメです。

一応カナダに住んでるんだし、何か感じることが違うかな~と期待しましたが、どうだろう。いまだにプリンス・エドワード島は写真や映像で知る限り。「カナダって大自然がいっぱいでいいね~」と日本でいつも言われるけれど、住んでいるのは北米でも4番目だか5番目だかに
大きい街なもんで、「大自然」と言われても日常生活ではピンとこないことが多いのです。
ただ、夏の新緑の薄い緑とかやたら広い青空、冬のピンと張り詰めた空気、冬が終わって春が来たときのあの開放感!なんかはひょっとして肌で分かる部分なのかなー。あとは地名が分かるとか、同じ時代の建物の感じがなんとなく分かるとか。でも、英語が分かるようになっているから、分かるという部分が圧倒的に多かったような気もします。
あ、もちろんその逆もしかりで、英語が分からない部分もありましたけれど…。

アンってシェイクスピアその他の文学作品の引用が多いと聞くし、そういう解説本片手に読んでみたい気もします。P.E.I やっぱり、行ってみたいな~。
その前にシリーズ全部熟読するぞ!
自分が少女だった頃に夢見たアンの世界はやっぱりどこか憧れの地として心の中に残っているんですね。
やっぱりワクワクしながら読んでいる自分がいましたから。

あ、もちろんそんな私を旦那はいつものごとく「赤毛のアン、プ、ダサ~い」て感じで、自分は日本のドラマを英語字幕で見ていました。
異文化へ憧れを抱く夫婦。私たち二人の行動、傍目に見たらかなり笑える光景でしょうね。

Dear Canada

0439988330A Prairie as Wide as the Sea
Sarah Ellis
Scholastic 2001-08

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書店で見かけて気になっていた「Dear Canada」シリーズ、
Scholatic Canadaのサイトで調べるとカナダの歴史を舞台にしたフィクションもので、すべて少女の書いた日記形式になっているんだそう。
面白そう!サイトでさっそくどんなストーリーがあるのかチェックして、まず選んだのはこれ。
「大草原の小さな家」好きにとっては、やっぱり"Prairie"の一文字に惹かれました。

ローラの時代設定とはずい分違いますが、時は1923年、11歳のIvyの一家はイギリスからカナダの中西部へ向かいます。
移民を奨励する政府の言うままに希望を抱いてやってくるも、待っていたのは厳しい現実。仕事がない、天候は厳しい。夢に描いた生活とは程遠い暮らし。そんな中でも一家は自分たちの居場所を見つけ、たくましく生きていきます。
11歳の少女が抱える思いに付き合いながら、自然とカナダの移民の歴史に触れることができるような構成なっています。
イギリスではこうだけど、カナダ英語ではこう言う、とかいちいち書いてあるのが面白かったり。少女の頃の思いのあれこれが、なんだか可愛くて懐かしくて楽ませてもらえました。
ぜひともシリーズ全部読んでみたいと思うのでした。

ダレン シャン3巻

0006755143Tunnels of Blood (Saga of Darren Shan)
Darren Shan
Collins 2000-11-06

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途中から、「このまま進んだら禁書決定じゃない…」とゴクリと唾を飲む展開になりつつ、やっぱり最後はきれいに収まりました。
Julieさんが仰っていたけれど、少年コミックの要素たっぷりですね。そういえば、悪役のセリフも漫画チックだし、漫画の一コマが頭に浮かびます。

日本では確かハリーポッターが話題になり始めたころにこのダレン シャンも売り出していたのでしたっけ。
翻訳版のイラストはちょっとファンタジーがかってるし、親しみやすそうに仕上がっていてこれは日本サイドのマーケティング勝ちでしょうか。
だって英語版の表紙は、どう見ても完全にホラー系ぽいし、絶対手に取ることなさそうな外見ですもの。
4092903030ダレン・シャン3―バンパイア・クリスマス
ダレン シャン Darren Shan 橋本 恵
小学館 2001-12

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ダレン シャン2作目

0006755135The Vampire's Assistant (Saga of Darren Shan)
Darren Shan
Collins 2000-05-30

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今後読んでみたい方のことを考えると、あらすじ書いちゃっていいものか悩んでしまいます。でも、きっと予備知識なしに一巻からドンドン読んでいくほうが面白いと思うのでやめておきますね。
ただし残虐なシーンがあるので、そういうの苦手な方は避けたほうがいいと思います...。
一応書店ではティーン フィクションコーナーにあるんですが、子供も読むんだよね、これって?

最初の方から、悲劇の結末をチラリと予想させるような伏線がはってあり、暗闇に引きずりこまれていくのを分かっていながらそれでも先を読み進んでしまいます。
またまた途中から一気に読んでしまいました。
第3者から見れば悪の行為にしか見えないであろうことも真実を隠すための善意のウソであったり、害を与えぬための最善の方法であったり。そんなからくりとダレンの心の動きを追いつつ、善悪とは何かって考えさせられたり。
友情がキーポイントになる2作目、一作目同様、哀愁を持って幕を閉じたのでした。

巻末におまけで次巻の数ページがのってるのですが、そんなのはすっとばして、用意してある3巻に突入です!

今年一冊目

あけましておめでとうございます。
昨年は途中からプライベートが忙しくなってしまい、読書も更新もゆっくりになってしまいましたが、今後もマイペースで続けていこうと思います。
2007年もよろしくお付き合いくださいませ。

さて、新年度一作目でなぜにバンパイアものなのか、自分でも理解できないのですが、ハマッてしまいそうな予感。前からダレン シャンって何だろう...と気になってたシリーズです。一気に読んでしまいました。全部で12作のシリーズ、しばらく楽しめるかな?
0006754163Cirque Du Freak (Saga of Darren Shan)
Darren Shan
Collins 2000-01-04

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町にやってきたフリーク ショー。ダレンと同級生の4人組は何とかショーを見に行こうと企む。
ショーの中で見たタランチュラのことが頭から離れず、ダレンは真夜中に一人劇場に忍び込み、毒グモを盗み出してしまいます。猛毒を持つタランチュラを自在に操ることができる!その興奮もつかの間、一瞬の事故で取り返しのつかないことが起こってしまう。そしてそれがダレンの一生を変えてしまうことに...。

自分でも気づかぬうちに、旦那に見せられた映画の数々で結構下地ができてたらしいです。この世界、意外とすんなり受け入れてしまいました。
バンパイアものって北米ではことに人気があるような気がしますが、その秘密はやっぱりストーリーの根底に漂う、せつない哀愁感なのかな、とふと思いました。
愛する家族を失ったり、人間と同じようには生きられない闇に住むモノとしての悲しみ。
そういう悲劇の要素が人を惹きつけるのでしょうか。バンパイアものなんて、まったく興味なかった私もその味が分かってきたのかも(笑)

そもそもヒーローものでも、スーパーマンやスパイダーマンだって、その悲劇性が人の心をうつから長い間人気があるのでしょう。
...と私は映画「スパイダーマン1」で涙こぼした人ですから、大げさなんですけど。

以下は嫌だ!見たくない!と言い張りながらも、見たらそれなりに楽しんでしまった作品たち。なんだかんだ言いつつ、シリーズ全部しっかり見ていたりする。
B0000YTR50アンダーワールド スペシャル・エディション
ダニー・マクブライド レン・ワイズマン ケイト・ベッキンセール
ハピネット・ピクチャーズ 2004-06-01

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B000AU1Q0Sブレイド3 アンレイテッド・コレクターズ・エディション
デヴィット・S・ゴイヤー デヴィッド・S・ゴイヤー ウェズリー・スナイプス
ポニーキャニオン 2005-12-22

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そう言えば、ずい分昔の作品でこんなのもありましたね。また見てみようかな?
B000IU3ADGインタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
トム・クルーズ アン・ライス ニール・ジョーダン
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-11-03

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The Tale of Despereaux

0763625299The Tale of Despereaux: Being the Story of a Mouse, a Princess, Some Soup, And a Spool of Thread
Kate DiCamillo Timothy Basil Ering
Candlewick Pr 2006-04-11

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私、結構うっかり者でして、図書館で本を予約しても間違ったものが届くことがたまにあります。 "Large Print" 版が届き、虫眼鏡で拡大したくらいでっかい字に驚いたり。今回はオーディオCDが届いてしまいました。

先日読んだ "The Miraculous Journey of Edward Tulane" の作者Kate Dicamillo の作品です。

お城に住むハツカネズミ、お城のお姫様、地下の牢獄に住むドブネズミ、そしてお姫様に憧れる召使の少女。
おとぎ話スタイルのようでいながら、時間を前後させ、登場人物たちが交わっていくという構成がよくできています。みんなどこかしら心に傷を抱えていたり、他の世界に希望を持っているのです。読者に語りかけながらお互いの気持ちを尊重したり思いやったりすることを促している感じがしました。

朗読の男性の声は太くてブーン、ブーンと重厚な響きの渋い声で、それはそれで素敵なのですが、やっぱり美しいプリンセスなど少女の声まで声色を変えて語られると、うーむ私はちょっと朗読CD苦手かも、と思ってしまいました。でもきっと作品とか朗読者の相性、好みも関係あるのでしょうね。
私は自分で好き勝手にイメージしながら活字を追うほうが好きなのかもしれないです。あ、でも夜寝る前に聞いていたら、すやすや~と眠りにつけました(笑)。寝る前にお話を聞かせてもらいながら眠りについた子供時代の気持ちになれますね。それは確かです。

The Miraculous Journey of Edward Tulane

0763625892The Miraculous Journey Of Edward Tulane
Kate DiCamillo Bagram Ibatoulline
Candlewick Pr 2006-02-14

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Julieさんのご紹介でどうしても読みたくなった本書は "Because of Winne-Dixie" の作者 Kate Dicamillo の作品です。
白くてすべすべの陶器で出来たうさぎの人形、Edward Tulaneは自分の容姿にはほかならぬ誇りを持っています。
本物のうさぎの毛でできた耳、動く手足、シルク製の仕立ての良い洋服。持ち主の女の子に愛情たっぷりに扱われるも、それをうっとうしいと感じている日々。
ある晩、女の子のおばあちゃんがおとぎ話を始めます。他者を愛することを知らない美しい王女様のお話。結末は残酷、でも悪いのは登場する魔女だ、なんてEdwardにはお話のポイントさえよく飲み込めません。

運命のいたずらか、そんな平和な日々から押し出される日がやってきます。様々な出会いを通じ、困難を乗り越え、愛を学んでいくうさぎのお話です。

人生のあらゆることは、教えてもらうのではなく自分で経験して学ぶしかない、まさにそういうことですね。最後は泣いてしまいました。
中に収められているイラストもお話と見事な調和をなして、すごく素敵です。
子供の本だけにしておくにはもったいない一冊。

Edward Tulane のサイトでは作者とイラストレーターのインタビューをビデオで見ることができます。
こちらは作者 Kate Dicamillo のサイト

Small Steps

0385733143Small Steps
Louis Sachar
Delacorte Pr 2006-01-10

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Louis Sacharの"Holes"の続編です。
新刊が出てから図書館で予約して、今頃届きました!一体何ヶ月待ったのだろう?やっぱり子供の方が読むのに時間がかかるからでしょうか。
でも待った甲斐ありました。
"Holes" ではサブキャラクターであったArmpitとX-Rayの二人が登場します。
ArmpitはCamp Green Lakeを去った後、親元に帰りますが、キャンプで培った穴掘り技術を生かして、庭に植木を植えたり、スプリンクラーを備え付けたりといった仕事に従事している。
カウンセラーの一言「小さなステップでも着実に歩み続けること」を肝に銘じて、仕事も学校も目標を決めてコツコツ頑張っている。貯金だって少しずつだけれど貯まってきた。
そんな折、X-Rayがうまい儲け話を持ち込んできて...。

"Holes" ではストーリーの面白さもさることながら、社会の不合理、不平等、特に人種差別に鋭い視点を当てているのに関心しました。私も読んでいて正直なところ、登場人物がアフリカン・アメリカンだと気づいてハッとした場面がありました。自分がいかに固定観念に縛られて読んでいたのに気づかされたと言うか。だから映画もよかったけれど、その点では効果がちょっと薄れていたように思ったのです。

Small Stepsでも同じく人種問題を考えさせられる部分がところどころあります。
少年の成長物語であり、友情物語であり、多少逆ローマの休日的なさわやかなロマンスありで楽しみました。

★読みやすさレベル6.4/総語数48,074語(SSSの掲示板を参照しました)

Weedflower

0689865740Weedflower
Cynthia Kadohata
Atheneum 2006-03-28

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"Kira-Kira" でニューベリー賞を受賞したCynthia Kadohataの新作です。

日系アメリカ人Sumikoは12歳。幼いときに両親を事故で亡くし、花農家を経営するじっちゃん、おじさんの家族とともにカリフォルニアに暮らしている。Sumikoは何よりも土の匂いが好き。農場は豊かではないけれど、誰もが汗水流して一生懸命働いている。花に囲まれ育ったSumikoの夢はいつか花屋を経営すること。
しかし真珠湾攻撃により日系人の人生は一転する。収容所キャンプへ送られ、何もかもを取り上げられ、家族はバラバラに。
歴史の転換で虐げられる日本人たちが移されたその地は、インディアン居留地でもありました。
社会の主流からつまはじきにされたマイノリティーグループの子供たちがほんのひと時、心の交流を交わし、友情の芽を育てます。

Sumikoが暮らした花農場の様子は以前に読んだAllen Sayの絵本の風景が頭によみがえります。ただ、どの絵本だったか記憶にないな...。
Grandfather's Journeyだったかしら?

★読みやすさレベル...5くらいかな。/総語数45000語(自分で概算)

Number The Stars

0440227534Number the Stars
Lois Lowry
Laurel Leaf 1998-03

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ナチス占領下のデンマークが舞台。主人公アンマリーの仲良し、エレン一家はユダヤ人でした。時代の影に忍び寄るユダヤ人狩りの手がとうとう彼らのもとにも伸びてきます。友人たちを救うため、人々は勇気をふるいます。
あとがきで、このストーリーはフィクションだけれど、現実に起こったできごとや実在の若者をもとにしていることを作者は明らかにしています。10歳の少女の目線で、勇気と愛国心のあり方を見つめることができる一冊です。
Lois Lowryの本は"Giver"その他すでに5冊読みましたが、どの本も子供向けだけれど、大人にも読み応えある内容ですね。他の作品も読んでみる予定です。

★読みやすさレベル4.5-5.5/総語数26108語

The Secret Garden

006440188XThe Secret Garden
Frances Hodgson Burnett Tasha Tudor
Trophy Pr 1987-02

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両親を亡くしたメアリーは、イギリス・ヨークシャー地方に住む伯父のもとへ預けられることに。遊び友達もいないメアリーは、庭を歩き回っているうち偶然に、塀に囲まれた庭を発見します。そこは10年間、誰も踏みいったことのない閉じられた世界でした。

両親の愛情を知らずに、お嬢様として甘やかされて育ったメアリーは草花を育てることを通して初めて、自分以外のものに愛情をかけることを学んでゆきます。そして身近な人々との交流から色んなことを学び、大きく成長していきます。

"Little Princess"でもそうでしたが、この作者は人の気持ちの持ち次第で世界はどんどん変わってゆく、というのを大きなテーマにしていたのかなと感じました。父親の死にともない家庭が貧しくなり、アメリカへ移民し、結婚してから小説を書き始めたという作者の経歴を考えると、本人もそういう信念を強く持っていたのかもしれませんね。
英語は古風ですし、その点では先日読んだ"In Her Shoes"のほうが、私にとってはよっぽど読みやすかったです。それでも英語であることには変わりないし、児童書として現在でも人気の作品なのですから、子供でも物語の魅力で読み進めていけるってことですよね。

★読みやすさレベル7/総語数81000語(SSSのサイトより)

Tales of a Fourth Grade Nothing

0525407200Tales of a Fourth Grade Nothing
Judy Blume Roy Doty
Dutton Childrens Books 1972-03

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4年生のピーターの天敵はずばり、もうすぐ3歳になる小さい弟ファッジ。
話して道理の分かる相手じゃないだけに、手に負えない。それに母親は絶対ファッジのほうを可愛がっているみたいだ。
はちゃめちゃな弟に振り回されながら成長するお兄ちゃんのお話です。

In Her Shoesは移動中だけ読んでいてなかなか進まないし、面白いのですがストーリーを知っているだけに隙間時間すべてをかけて読もうという情熱に欠けてます。
で、児童書で一休みしました。良書トップ100などで何かと目についていたのでこちらの作品。薄いので一気に読めます。

このお話のいいところは、親だって間違いを犯して認めるところ。ごめんねってちゃんと誤って抱きしめてあげられるのです。そして一見小さい子の方をかばってばかりに見えるけれど、実はちゃんと公平に兄弟を扱っているんですね。
大人から見る3歳児とまだ一応子供のお兄ちゃんから見た3歳児ってずいぶん違う。子供の奇天烈な行動をよく観察しています。

面白かった!いい息抜きになりました。これはシリーズのようですね。他の作品も読んでみたな。

★読みやすさレベル4.5/総語数24000語

A Little Princess

069401236XA Little Princess (Charming Classics)
Frances Hodgson Burnett Tasha Tudor
Harpercollins Childrens Books 1999-04

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お金持ちの一人娘として蝶よ花よと育てられたサラが預けられたのは、ロンドンにある寄宿生の女学校。際立った個性と振る舞いで人をひきつけるサラは密かにプリンセスとあだ名される。だからこそ一目も置かれるし、同時に嫉妬の対象にもなるけれど。
父親の事業の失敗、死去にともない大富豪のお嬢様から一転して一文なしの乞食同様の身分になってしまう。
そんな厳しい状況の中でもサラは自分を失わず、最小限の幸せを見出していくのです。

外見や置かれた境遇ではなく、自分がどう考えるか、どう行動するかが大切なのよ。
サラのメッセージはこの本を読むすべての少女の心に響くのでしょうね。

英語がちょっと古風な感じもしましたが、こういう少女ドラマにはぐいぐい引き込まれますね。時代を超えても愛される要素がいっぱいだと思います。

作者のFrances Hodgson Burnettは1849年イギリス・マンチェスター生まれ。父親の死後、家庭は貧困の一途を辿るようです。親戚のすすめでアメリカへ移住、その後少しずつ執筆を始めます。結婚後Secret Gardenなどの名作を世に送り出すことになります。A Little Princessは1905年出版。

★読みやすさレベル6.5-7.5/総語数67018語

Catwings シリーズ4冊

まったく私ごとですが、バサバサと羽ばたく鳥類の翼が苦手なのです。
かわいい猫ちゃんに鳩のような翼がついていると思うとビジュアル的にダメでなかなかお話の世界に入ることができませんでした。(全く情けない...)図書館の返却期限も迫っていたので、一番最初の本をもう一度ゆっくり読み直したら、どんどん面白くなってあとは一気に4巻読んでしまいました。温かい家族の愛情が伝わってきて、読後はちょっぴり癒された感じです。
翼はなくとも子供って母親の元からいつかは必ず羽ばたいていきますものね。あくまで想像ですが、子供を持つお母さんならしんみりと読めるのでしょうね。子猫たちの成長ぶりが楽しめるし、イラストも素敵だしどちらかというと大人向けの感じもしました。村上春樹訳の「空飛び猫」もいつかチェックしてみたいな。
0531057593Catwings
Ursula K. Le Guin S. D. Schindler
Orchard Books 1988-06

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0531058034Catwings Return
Ursula K. Le Guin Juvenile Collection (Library of Congress) S. D. Schindler
Orchard Books 1989-02

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053106851XWonderful Alexander and the Catwings
Ursula K. Le Guin S. D. Schindler
Orchard Books 1994-09

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0531071804Jane on Her Own: A Catwings Tale (Catwings (Paperback))
Ursula K. Le Guin S. D. Schindler
Orchard Books 2001-05

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The House At Pooh Corner

0525467262The Complete Tales & Poems of Winnie-The-Pooh
A. A. Milne Ernest H. Shepard
Dutton Childrens Books 2001-10

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こちらに収められている"The House At Pooh Corner"を読み終えました。
初めて読んだ"Winnie-the-Pooh"前回も書きましたが、ほのぼの、おとぼけぶりに癒されました。また時間を置いて読み直したいと思います。いつかこの本も欲しいな~。
残りの"When We Were Very Young"と"Now We Are Six"は詩集です。詩はライムを楽しむためにも声にだして読んだ方が楽しいですね。
でも全部は読まずに...
次に制覇したいお休み前のひと時本に移ります......。こちら。
0723247609The Complete Tales Of Beatrix Potter (BEATRIX POTTER)
Beatrix Potter
Frederick Warne & Co 2002-09-16

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順番ばらばらでところどころしか読んでいないので。少しずつ楽しむ予定。

Anastasia Krupnik

0395286298Anastasia Krupnik
Lois Lowry Diane De Groat
Houghton Mifflin (Juv) 1979-10-24

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私が読んだ本の表紙はこちらでした。

The Giverの作者Lois Lowryの全14巻のシリーズ物です。
詩人の父親と絵描きの母親を持つアナスタシアは考え事がいっぱい。緑色のノートにあれこれ思いを書き綴っている。
好きなこと、嫌いなこと。気になる言葉。
そんなある日知ってしまった事実。え?弟が出来る!

10歳にしてとってもインテリジェントなお嬢さんです、まったく。おませな彼女は詩的な言葉を最初に学びます。でも子供だけに意味はよくわからない。けれどちょっぴりしょっぱい初恋をしたり、おばあちゃんとの交流などから実際にその感覚を味わってゆくのです。今後の成長がとっても楽しみになりそうな予感です。これは続きもぜひ読んでみたいな。

★読みやすさレベル4.0-5.0/総語数21378語
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  • Author:Hazel
  • カナダ発 気ままな読書日記です。
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